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意外な場所が実はストレス解消によかった!歯だけではなく気分もスッキリ

  • 2021.5.12
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まだまだ在宅勤務が続くわが家ですが、ある日歯科医院から歯科検診のお知らせが届きました。在宅勤務で通勤時間がなくなり時間が取れるようになったので、久しぶりに歯科医院へ行ってみることに。清潔でやさしい音楽が流れている院内の雰囲気や歯科衛生士さんの歯のクリーニングが心地良く、帰宅後は気分も明るくなっていました。歯科医院という意外な場所が実はストレス解消にちょうどよかったという私の体験談です。

歯科医院から突然の歯科検診のはがきが!

初めて朝から晩まで、毎日家族一緒に家にいる生活もようやく終わりを迎えました。夫と私の在宅勤務は継続中ですが、小学生の子どもたちの学校が始まり、朝8時から遅いときには午後5時過ぎまで仕事だけに専念できるように。

人間の気持ちとは不思議なものです。1日中家から出ない生活を続けると、今度は「どこかに出かけたいな」という気持ちが沸き上がるように。とはいえ家族に感染させたらという強迫観念から、カフェや外食に出かける勇気もなく、ストレスがたまっていきました。

そこに突然、歯科医院から歯科検診のお知らせが! 通勤していたときは診療時間が合わず、歯科医院が閉まる時間に目の前を通り過ぎるばかりでした。しかし、在宅勤務になった今は、仕事の終了後でも家から5分の歯科医院ですので十分間に合います。そこで、定期的に検診しなくちゃと気になっていたので、良い機会だから予約することに。

行くまでにさまざまな感情が沸き上がる

予約は1週間後でした。最初の1日はただ外出できるという大義名分がうれしくて、ウキウキしていました。自分自身でも「買い物も行ってるでしょう!?」と思いますが、買い物では前もってリストを作成しておき、スーパー内ではひたすら人と接触せず、短時間に目当ての食品や日用品をカートに入れ素早く会計を済まし、そのまま帰宅するというサイクル。在宅時に夫と話し合ってからは、夫が買い物を担当することもあり、最近では唯一の外出である買い物さえも行かない毎日でした。

そのため、あまりにもはしゃぎ過ぎていたのか、歯科医院に行くだけなのに、新しい洋服までオンラインショッピングしようとして、夫に笑われてしまったほど。その後は落ち着いたのですが、新型コロナウイルスの変異株が発見されたというニュースを見て、今度はいろいろなことが心配になってきました。

歯科医院の衛生管理は大丈夫なのか、歯科医院でマスクを外すのはどうなのかという疑問。隣のユニットにも自分と同じような患者さんがいて、その人と接触しないかなどの不安さえも次々と頭の中に浮かんできました。あまりにもコロナ禍の状況に染まってしまい、まるで歯科医院が汚染されているかのような錯覚に。夫に「歯科医院も医療機関だよ。衛生管理をしっかりおこなっているから大丈夫だよ」と励まされるまで延々と不安要素が出てきました。

ニュースに流されていてはいけないとは思いつつ、毎日経済不安や感染者数などの数値を見ていると不安がつのり、予約当日も行くのをまだ迷うほどに。自宅から5分の歯科医院であり、買い物に行くたびにその前を通るのにまるで戦地に行くかのような気持ちで出かける準備をおこないました。

歯科医院で自分の愚かさに気が付くことに

歯科医院に着くと、自分が今まで不安になっていたことは心配する必要がないことに気が付きました。院内は清潔で空気清浄機も設置されており、スタッフの方が薬剤で患者さんの座っていた待合室のシートを拭き取っているところでした。

検温も医院に入る前におこない、アルコール消毒された電子パネルに問診表の内容を打ち込むとそれをフロントデスクに置き、スタッフの方たちとでさえ接触もせず、待合室にて待機。スタッフさんはマスクを着用し、ビニールカーテンの中にいますので、私に飛沫などが飛んでくる要素などまったくありませんでした。ここまで想像していたイメージと違うと、自分が本当に愚かで流されやすい性格なのだと思い知らされ、かかりつけの歯科医院のきれいさを信じず、無知な自分を恥じることに。

院内は清潔でヒーリングミュージックが流れ、目の前のアクアリウムのえびを眺めていると、時間がたつのも忘れるほどでした。その後、診療室で口の中をチェックしてもらい、女性歯科医師の冗談に緊張がほぐれ、歯科衛生士さんのクリーニング中は気持ち良くスパにいる錯覚に。

会計もカード払いOKでしたので、またどこにも接触せずに帰宅できました。帰宅後は口の中もさっぱりし、非現実的なアクアリウムにも癒され、子どもの宿題やごはんの準備なども苦にならずに就寝するまで明るい気分で過ごすことができました。

まとめ

在宅勤務も慣れてきて、家に閉じこもっている生活にも退屈し始めていたころ、歯科医院の検診のお知らせはがきにより、検診に行くことに。久しぶりの外出で予想外に浮かれていましたが、その後のニュースにより、歯科医院の衛生面まで不安になるほど疑心暗鬼になってしまいました。

実際に行ってみると、徹底した衛生管理の清潔な院内に、非現実的な待合室の空間や音楽。アクアリウムなどにも癒され、クリーニングの施術で口の中もスッキリ爽快な気分になりました。これを機会にリフレッシュも兼ねて、これからは定期的に歯の検診に行こうと決めました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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著者:Yoko

とても元気な小5の女の子と小1の男の子と家事をしない夫と楽しく暮らしてはいる。しかし、フルタイムで仕事をしていて、さらに更年期のような症状もボチボチ始まり家事と育児と仕事でかなり疲労気味の主婦。


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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