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「菘」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.5.22
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今回取り上げる難読漢字は「菘」。

「草かんむりに松」と書く、ちょっと見慣れぬ漢字ですが、実は私たちの生活に密着した植物なんですよ。

みなさんは、正しい読み方を知っていますか?

「菘」の読み方!

正解を発表する前に、今回は大ヒント! 実はこちら、「春の七草」の一つなんです。さぁ、答えは一気に絞られましたよ…!

正解は、「すずな」でした!

「菘」の意味は?

「菘(すずな)」って聞いたことあるけれど、そう言えば食べたことない…と思ったそこのあなた! もしかしたら、知らない間に食べていた、なんて可能性もありますよ。辞典には、「菘」について下記のように記されています。

春の七草の一つ。カブの古名。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.812

 

そう、実は「菘」は「カブの古名」なんです! 煮物や漬物の定番食材なので、一度は食べたことがあるという方も多いと思います。

ちなみに、ほかの「春の七草」は「芹(せり)」(同p861)、「薺(なずな)」(同p1158)、「御形(ごぎょう)」(同p526)、「繁縷(はこべ。古名、はこべら)」(同p1247)、「仏の座(ほとけのざ)」(同p1451)、「蘿蔔・清白(すずしろ)」(同p812)です。

合わせて覚えてしまいましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「菘」は「すずな」と読みます。

食卓に「カブ」が出た時、試しに「この菘もらうね」と言ってみてください。きっとご家族を驚かせることができますよ!


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