「白南風」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

天気予報を見てみたら、なんだか雨マークがたくさん…。まだ5月だというのに、どうやら梅雨シーズンに突入しそうな気配です。

そこで今回は、梅雨にまつわる難読漢字「白南風」を取り上げます。みなさんは、こちらの正しい読み方を知っていますか？

それでは早速、「白南風」の読み方を発表します。

もちろん「しろみなみかぜ」ではありませんよ。こちらはたしかに「南風」ではありますが、「みなみかぜ」と読むわけではありません。

正解は「しらはえ」でした！

「白南風（しらはえ）」なんて読み方、知らないとちょっと予想がつかなかったかもしれませんね。せっかくなので、意味も覚えちゃいましょう！

❶つゆの晴れたあとの青空を吹く南風。
❷六月ごろ吹く南西風。〔❶❷とも船乗りの語〕

出典：山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂（2020年11月20日第八版、青版）p.768

ジメジメと湿っぽい梅雨が明けたに吹く、あの気持ちいい風を「白南風」というんですね！

ちなみに、「白」ではなく「黒」が用いられた「黒南風（くろはえ）」という難読漢字もありますよ。意味は「つゆ時に吹く南風」と、「白南風」の前に吹く風のようです（同p444）。

いかがでしたか？

「白南風」は「しらはえ」と読みます。

梅雨シーズンに突入したら、テレビやラジオの天気予報コーナーで「白南風」や「黒南風」を耳にすることもあるかもしれません。

そんな時、家族やお知り合いに「こう書くんだよ」と説明したら、きっとびっくりされちゃうかも…！

ぜひ覚えていってくださいね。

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