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うっかりでも絶対ダメ!個人情報が漏洩する4つのNG行為

  • 2021.5.9
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IT化が進んだ現代社会では、個人情報の漏洩リスクが増大しています。しかし、個人情報の漏洩の多くはささいな人為的うっかりミスが原因です。個人情報の漏洩リスクを高める4つのNG行為を紹介します。

■個人情報が含まれた書類やデバイスを紛失する

名簿などの書類やPC・スマホなどのデバイスをうっかり紛失するのは非常に危険です。そこから大量の個人情報が漏洩する恐れがあります。

このケースで意外と多いのが「車の中に書類やデバイスを残してたった数分離れた結果、車上荒らしに遭う」パターンです。最近は、車のスマートキーが発する微弱な電波を受信して、第三者がロックを解除できる「リレーアタック」が急増しており、書類やPCどころか車ごと盗まれる被害が続出しています。車を離れる際は必ず書類やデバイスを車の外に持ち出しましょう。

■メールの送信先や送信設定を誤った

メールを送る際に送信先や送信設定を誤るミスも個人情報の漏洩につながります。たとえば個人情報が記されたファイルの送信先を誤った、メールアドレスが非表示になるBCCで送るべき一斉メールをTOやCCで送ってしまった」など、経験があるのではないでしょうか。宛先が多いほど個人情報漏洩による被害のリスクが高くなるので重々注意すべきです。

■PCやスマホをウイルス感染させる

PCやスマホのウイルス感染も個人情報の漏洩につながります。ウイルスソフトの更新忘れなどが主な原因ですが、OSのバージョンを更新しないこともウイルス感染のリスクを大きく高めます。ウイルスソフトは更新時期に必ず更新し、OSは常に最新のバージョンにしておきましょう。

■SNSで個人情報を漏らす

最近増えているのがSNSから個人情報を漏らすケースです。住所氏名など、自分や家族の個人情報がはっきりわかる書き込みや投稿写真はもちろん、「家の中の家具や植物、車のガラスや瞳に現在いる場所がわかる情報が映り込んだ投稿写真」「位置情報をオンにしたまま撮影した投稿写真」「ピースサインなど指紋が読み取れる投稿写真」からも個人情報は容易に漏洩します。

また、リアルタイムで外出していることがわかる投稿や写真も危険です。投稿者が現在家を留守にしていることや現在の居場所がわかり、空き巣やストーカーなどの犯罪被害のリスクが高まります。SNS投稿は以上のことを念頭に置きながら、くれぐれも慎重に行いましょう。

■個人情報の漏洩は人為的ミスによるものが大半

個人情報の漏洩は、その大半が人為的ミスによるものです。そしてそのミスの大半がちょっとした油断によって起こっています。この時代に個人情報のリスクを完全になくすことは極めて困難ですが、ミスを誘発するちょっとした油断をなくすことで、そのリスクを最小限に抑えることが可能です。常に意識しながら、個人情報を安易に漏らさないように努めましょう。

文・大岩楓
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。

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