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「男の嘘」は愛情の証?男が女に嘘をつく理由【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.87】

  • 2021.5.6

男が「女に嘘をつく」というのは、なにも浮気したときや女性関係がバレそうになったときとは限らない。

たとえやましいことがなくとも男は女に対して嘘をつくことがある。

いや、むしろ「いい関係を保つために」嘘をつかねばならないこともあるの。

今回の恋愛スパルタ塾では「男が女につく嘘」について神崎桃子がレクチャーするよ。

男が女に嘘をつく理由・その1~「だって、時間がもったいないから」

男性は「女と揉めたくない」「波風立てたくない」という理由から先に自分から謝ることを選んでしまうことが多い。

女は面白くないことがあると「白黒つけないと気がすまない」なんてタイプも多いけど、男性は案外平和主義者(笑)女とやり合うことは避けたがる。

だって口が達者な女性に自分が言い返したことでそれが倍になって戻ってきたら余計面倒だし、ネチネチ言われるのは大の苦手。

だから男からしたら自分が悪いと思ってなくとも、口先だけで謝るなんてことは朝飯前!(笑)

「とにかく謝る」のは自分の気持ちをムリに封じ込めて我慢してそうするというわけではない。

男は「とにかく終わらせたい!」ただそれだけ……(笑)

それに合理的に考えて「そういう時間がもったいない」「嫌な気分で長い時間を過ごすのはもったいない」と思うしね。

だからすぐに「ごめん」と謝って女の気持ちを早々になだめようとする。

早めの仲直りをすればその日のデートも台無しにならずにすむんだから。

とっとと謝罪してその場を丸く収めることこそ男の知恵!!

男が女に嘘をつく理由・その2~「だって、忘れてたなんて言えないから」

男というのは忘れっぽい生き物。

一点集中型だからマルチタスクの女性と違って「うっかり」抜け落ちることが多かったりする。

彼女や奥さんから頼まれていたことを忘れてしまっていたり、家族のイベントやレストランの予約、出かける日程さえ抜け落ちてしまうことも……。

そんな「うっかり」が起こったときには男は嘘をついて誤魔化す。

「仕事が忙しかったんだ」とか「忘れてたんじゃないよ。今、やろうと思ったんだよ。ホントだって」とか(笑)

だって「忘れてた」なんて正直にいうと

「私とのことってその程度なわけ?」「私や家族のことは大事じゃないの?」なんて反撃されたら困るもん(笑)

忘れてしまうのは彼女や奥さんとの約束や頼まれごとだけでない。

下手すると記念日を忘れてることも……。男は初めてデートした場所やプロポーズの言葉だってイチイチ覚えちゃいない。

相手の誕生日までうっかり抜け落ちてて慌ててケーキと花を買ってくるなんて男性もいるからね。

女からしたら「そんな大切なことを」「私だったら絶対に忘れたりしない」と思っても、男からしたら忘れてたからって愛していないってわけじゃない。

一緒にいて当たり前の近い存在になればなるほど、男というのは「うっかり」が多くなってしまうだけよ。

男が女に嘘をつく理由・その3~「だって、答えられないことを聞いてくるから」

女から「この髪型どう思う?」「この服どう思う」と言われると男は「あ、いいんじゃないの?」と、とっさに嘘をつく。

そもそも普通の男というのは女の髪や服、流行のことなんてわからないし、本音をいえば

「そんなこと俺にきいてくるなよ」「返答に困る質問してくるな」って話なのよ。

男からしたら、何を着ても同じようにしかみえないし(笑)

「ミニスカート VS ロングスカート」のように足が見えるとか見えないの違いはわかるけどね。

そうそう、仮に女性の髪型がイマイチだったり、その服装が似合ってなかったとしても、

「前の方が良かった」とか「それって変じゃん?」なんて口が裂けても言えやしない!

「ほんと?ほんとにほんと?」と女に何度もしつこく確認されても絶対に「うん、いいと思うよ」と答える。

まともな神経の持ち主の男というのは女の容姿に関して、「自分が思ったままの意見をいえば女のご機嫌を損ねてしまう」ことを知っているからね(笑)

たとえ「私って太ったと思う?」と聞かれて、内心『最近太ってきたな』と感じていても

「いや、そんなことないよ」とシラを切る!

女の見た目、体型などに関しては嘘をつくのが男の常識!

それは女への思いやりなの。

【神崎桃子の恋愛説法:男の嘘は愛情の証~気持ちのない相手に嘘をつく必要はない】

男はね、女の機嫌を損ねたり怒らせたくないからこそ、嘘や適当なことを言ってしまうもの。

つまり、あなたに嘘をついたからって、その男が不誠実ってわけでもないよ。

だって嘘をついてしまうのは「その相手を離したくないから」「その相手を必要としているから」なんだもの。

嫌われても平気、怒らせても平気、離れても平気な相手には嘘をつく必要なんてない。

“嘘も方便”とはまさにその通り。

男の小さな嘘の数々は、相手との関係を良好に保つための手段なの。

桃子から言わせれば女を怒らせたくなくてつく“男の嘘”というのはね、実は“男の愛”なんだよ。

(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト/神崎桃子)

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