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家での遊びはトラブルになりがち!?自宅で遊ぶ際のルールを決めておこう

  • 2021.5.6
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進学、進級の季節となりました。環境が変わると新しいお友達との付き合いも始まりますね。学校に上がれば園児の頃とは異なり、子ども同士でお互いの家に遊びに行く約束をしてくることも出てくるでしょう。

仲の良いお友達が出来て嬉しい反面、自宅に来られることが負担になったり、よその家でマナーを守れているか気になったり、ということもあるでしょう。友達を招く、友達の家に遊びに行く際に気を付けておきたいことを見ていきましょう。

相手の家に遊びに行くときの心配とは

子どもが友達の家に遊びに行くとなったら、ママ達はどんなことを心配だと感じるのでしょうか。大きく分けて3つの心配があるようです。

・自分の子どもに対する心配

近くにお友達の家があればいいのですが、必ずしもそうとは限りません。歩きで行くのはもちろん、少し距離があれば自転車で行くこともあるかもしれません。事故に遭わないか、不審者がいて事件に巻き込まれないか、など心配はつきません。

交通ルールや知らない人に声を掛けられたときの対策などは日ごろから一緒に確認しておきましょう。一度確認して終わりではなく、子どもの成長にも応じて定期的に確認すると良いでしょう。

携帯電話などを持つようになるまでのお出かけでは、子どもが言っていた行先と違うところへ遊びに行ってしまい連絡が取れなくなるという心配もありました。「学校から直接遊びに行かず必ず行先を伝えてから出かける」「伝えた遊び先や帰宅時間は必ず守る」などの約束をあらかじめしておきましょう。

高学年になれば玄関にホワイトボードを置いて、遊ぶ友達や場所・帰宅時間を書いておくようにするという工夫をしている家庭もありました。

・お友達宅に対する心配

一緒に遊びに行った際は自分の子どもがマナー違反をしていれば注意することが出来ますが、子どもだけで遊びに行った場合には親の目が届きません。マナーを守れているか、失礼をしていないかと心配するママが多いようです。

マナーというのは親が一方的にああしなしなさい、こうしちゃダメとばかり言うだけでは身に付きません。「挨拶をする」「靴を並べる」「勝手にいろいろな部屋に行かない」など普段からやるべきこと、やってはいけないことを一緒に確認しておきましょう。

また、子どもの仲が良い子の親と、親同士が知り合いとは限りません。顔見知りであっても連絡先を知らずに困ることもあるでしょう。本当にお邪魔して良いのか確認したい、帰宅後にお礼を言いたいなどがあれば、子どもに自分の連絡先を持たせて親に渡しているという人もいました。

さらに、子ども同士で遊ぶ約束をしただけで実は相手の親が家にいないというケースもあります。病気やケガ、さらに災害などが起こった時を考えると心配です。子ども同士で揉めて思わぬ大喧嘩にならないとも限りません。子どもが遊ぶ約束をしてきたら、必ず相手の親もいるのかを確認させましょう。

・おやつや手土産に関する心配

自宅で遊ぶ際の心配として、飲食をあげる方もいました。お邪魔したお宅でいつもご馳走になるので来てもらった時にも用意しなくては…とか、お邪魔すると聞いて何か手土産をもたせなくては…などと気疲れしてしまうというケースがあります。

良かれと思って持たせたものにアレルギーがある、その家では食べさせていないものである、などの場合もあり、持たせせることがかえって相手の負担になることも考えられます。親同士の連絡が取れる仲であれば、おやつは食べてから遊び、お互いの家では飲食をしないなどとあらかじめ決めておくとお互い余計な気を遣わずに過ごすことが出来ますね。

筆者の子どもの友達が遊びに来た後、その親御さんに初めてお会いして挨拶をしたらその子が家に来ていたことを知らなかったということがありました。遊びに行く前に連絡先を伝えるようにしておくことはもちろん大切ですが、急に遊びに行くことになることもあるので、遊びに行ったら後で必ず報告するように言っておくことも必要でしょう。

自宅に来た時に困ったこと

我が子が遊びに行く際の心配は普段からの習慣や約束事で解決出来ることが多いですが、逆に遊びに来てもらった際に子どもが好き勝手に過ごして困ってしまったというケースもよくあります。他人の子ゆえに強く言えず、モヤモヤしてしまうというママも少なくないでしょう。自宅に来た際の悩みにはどんなものがあるのでしょうか。

「勝手に冷蔵庫を開けられた」「おやつを勝手に食べた、部屋のものを勝手に使っていた」「おやつを要求された」「入らないで、と伝えた場所に入っていた」など、困ってしまうことや「来た時も帰る時も無言だった」「靴が脱ぎっぱなしだった」「遊んだものを片付けずに帰ってしまった」などもあるでしょう。

見過ごさず言うべきこととマナーの問題は分けて考えた方が良いですね。マナーの問題に関しては、各家庭の考え方や生活スタイルの違いがあり一概に注意すべきとは限りません。気になったのであれば、自分の子どもには気を付けさせるというように反面教師にしましょう。

友達を招く時の注意点

子どもの友達を家に招く際のモヤモヤを防ぐためにはどうしたらよいでしょうか。注意点を見てみましょう。

・家で遊ぶ際のルールを決めておく

お友達を招く時のルールは決めておきましょう。友達を連れてくるようになる前に一度話しておく方が良いのでルールを作るタイミングは、小学校入学時などの何かの節目が良いでしょう。

ルールの例としては「友達を招くのは週2回まで」「遊んでいい部屋はここで、入ってはいけない部屋はここ」「遊ぶのは〇時まで」「帰る前に全員で片づける」などがあるでしょう。

ルールを作る際は親の都合を一方的に押し付けるのではなく、必要なことは伝えながらも一緒に決めるようにしましょう。「こんな時はどうしたらいいかな?」などと子ども主体で考えさせるようにするといいですね。

・親の在宅時に招く

よその家に遊びに行く時と同様に、思わぬトラブルを防ぐために大人がいる時に来てもらうようにしましょう。高学年であれば場合によっては子どもだけでも良いかもしれませんが、少なくとも低学年のうちは徹底した方が良いでしょう。

・友達の親の連絡先を事前に聞いておく

連絡先を知っておくといただきものをもらってお礼を言いたい時や、何か困ったことがあった時にスムーズです。相手が働いていて連絡が取れない、連絡先を聞けないなどの場合もありますが、無理のない範囲で聞ける機会があれば聞いておきましょう。筆者は、相手の子が忘れ物をした際にご自宅が分からず困ったことがありました。

・干渉せずに見守る

遊びがヒートアップして揉めてしまう時など、つい口を出したくなる時があるかもしれません。しかし、親が立ち入ると子どもだけの世界が壊れてしまいます。絶対にやめさせなければいけないことや危険なことなどでなければ、距離を置いて見守るようにしましょう。

・マナーが悪い時はその場で伝える

靴が脱ぎっぱなしなどのことであればいちいち口を出すこともありませんが、乱暴になったり勝手に触られて困るものに触れたりなど言わなければいけないことはその場で指摘しましょう。

気を付けるのは、一度言ったらいつまでも言わないこと。帰宅後に名指しで悪口を言う、「もう呼んだらダメ」などと子どもに言うことは厳禁です。子どもは仲の良い友達を否定されると自分も否定されたと感じます。また、一緒に悪口を言うようになるかもしれません。悪い行動だけをその場で短く指摘し、行動を変えてくれたら「ありがとう」と伝えましょう。

筆者の息子が1年生の時、急に友達数人を連れて帰宅したことがありました。何も言わずに連れてくるなどとは考えていなかったため驚くと同時に、きちんと前もって子どもに言っておくべきだったと感じました。

学年が上がるにつれ友達とゲームをしたいと言うようになったため、「外ではやらない」「友達と家でやる場合は前もってお互いの親に話し、2週間に一度以下にする」というルールを決めました。ゲームについては相手の家庭がどういうルールで行っているかが分からないので、むやみに約束をさせずに時間も合わせてきちんと確認するようにした方が良いと思います。

家で遊ぶ場合には決めた時間が終わったらトランプや将棋などで遊んでいます。ただし一番良いのは外で遊ぶことだと思うので、極力外で遊ぶ約束をするように促してはいます。

「お互いの家では一切遊ばせない」と決めている家庭もあるかもしれません。我が家のルールを決めると同時に、遊びに行く際の確認事項についてもしっかり確認し勝手に遊びに行かないように伝えておくことも大事ですね。
お互いが嫌な思いをせずに楽しく子ども同士で交流できるよう、大人も工夫すると良いでしょう。

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