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「赤熊」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.5.12
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「白熊(しろくま)」ってとっても魅力的な生き物ですよね…。

赤ちゃんの時は、小さくてチャーミングですし、成長するとすごく格好良くて! 動物園の中でも特に好き、という方もいらっしゃると思います。

さて、今回取り上げる難読漢字は、そんな「白熊」と対をなすかのようなネーミングの「赤熊」です。みなさんは、正しい読み方を知っていますか?

「赤熊」の読み方! 

「しろくまと来たらあかぐまでしょ!」と思われた方…残念ながら不正解!

実はこちら、「熊」という漢字が使用されているのに、なんと“ウシ科の動物の一部”なんです。日本では見かける機会が少ない動物のため、知らない方も多いかもしれませんね。

正解は、「しゃぐま」でした!

「赤熊」の意味は?

「赤熊(赫熊・しゃぐま)」なんて初めて聞いた、という方も多いと思います。ここで正しく意味を理解しておきましょう!

①ヤクのしっぽの毛を赤く染めたもの。払子や旗・槍・兜の飾りに使う。
②縮毛で作った入れ毛。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.688

 

昔の合戦を扱った作品を見ていると、豪奢な旗や雄々しい武器や防具がたくさん出てきますよね。それらの中には、もしかすると「赤熊」がつけられたものもあったのかもしれません。

なお、「ヤク(犛牛)」とは下記のような生き物です。

北インド・チベットなどの高地にすむ哺乳動物。形はウシに似て強大。角があり、茶色の長い毛を生じ、尾はウマの尾に似る。運搬用、肉・乳は食用。〔ウシ科〕

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.1571

 

北インドやチベットなどの高知にすむ哺乳動物なので、日本人にはちょっとなじみがないかもしれません。

ウシ科の動物なのに、尾はウマに似ていて、しかも漢字は「熊」を使うだなんて、なんだかちょっと面白いですね。

まとめ

いかがでしたか?

「赤熊」は「しゃぐま」と読みます。

「白い熊と書いてしろくまと読みますが、赤い熊と書くと…?」なんてクイズを出したら、きっと参加者を驚かせることができますよ! ぜひ覚えていってくださいね。


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