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【専門家監修 暮らしのマナー】お香典袋<不祝儀袋>の書き方・相場・入れ方からお通夜の服装や作法まで

  • 2021.5.4
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訃報は突然やってくるものです。大事なシーンで慌てなくてすむように、作法や基礎知識についてはあらかじめ知っておきたいもの。お香典袋(不祝儀袋)の書き方・選び方・相場・入れ方・お札の向きは?ふくさの選び方、包み方、渡し方は?昨今増えている、お香典を郵送する場合の注意点は?お通夜の流れと作法、服装は?気になる疑問を、専門家の監修のもとまとめました。

お香典袋(不祝儀袋)の書き方にまつわるマナー

葬儀に参列するときに持参する「お香典」。お香典袋(不祝儀袋)の種類や表書きの書き方には、宗教による違いやルールがあります。

表書きは「薄墨の筆ペン」で書くのがマナーとされており、中袋ありの場合、なしの場合それぞれ、外袋、中袋表面、中袋裏面の書き方が異なります。個人でも連名の場合、会社関係で包む場合の書き方も知っておきたいもの。

さらに、お香典袋の金額は旧字体で書くことが慣例とされてきましたが、現代では、普段慣れない漢字を使うため、書き間違えたり読み間違えたりすることもあります。そのため、あえて通常の漢数字やアラビア数字で分かりやすく書かれることも多くなってきています。

お香典返しを辞退する場合の、失礼のない断り方も覚えておきましょう。

お香典金額の相場、お金の入れ方

お香典の額はどんな立場で葬儀に参列するかによって変わります。また、不祝儀袋へのお金の入れ方や向きにもルールがあります。

相手に失礼にならないように、お香典の額の相場や、お金の入れ方に関する作法をチェックしておきましょう。

お香典のふくさの選び方、包み方、渡し方

お香典袋を包む「ふくさ」。普段は使わないアイテムなので、ふくさについてよく知らないという方も多いかもしれません。

ふくさはなぜ必要なのでしょうか?どこに売っていて、どんなものを選べばよいのでしょうか?包み方や渡すときの作法は?

あまり馴染みのない「ふくさ」ですが、この機会にその意味をチェックしておきましょう。慶弔両用で使えるふくさもあるので、1つ持っておくといざというとき、困りません。

お通夜の流れと服装、作法などの振る舞い方

お通夜はお葬式(告別式)の前日の夜に行うもので、親族や友人などが集まり、故人を偲び別れを惜しむ時間です。

一般的な弔問客はブラックフォーマルの服装ですが、男性・女性・子どもそれぞれのルールや注意点があります。

さらに、受付でのお香典の渡し方、数珠の持ち方、焼香の作法についても、事前に確かめておきましょう。

お香典を郵送する場合の注意点

お香典は葬儀に持参するものですが、遠方だったり仕事や何らかの事情で葬儀に参列できず、直接手渡せないこともあります。

そんなときは郵送という形で遺族のもとに送り届け、お悔やみの気持ちを伝えることができます。

お香典を郵送する場合は、お金だけを送るのではなく、お悔やみの言葉と参列できない旨を一筆添えて送るのがマナーです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。古くから続く慣習やルールに従うことが大事なシーンもありますが、何よりも大切なのは、故人や遺族への敬意や思いやりです。

マナーやルールにばかり気持ちがとらわれないよう、大切な人をお見送りするという貴重な時間と場をしっかりと心に刻みたいものですよね。

[All Photos by shutterstock.com]

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