仙台で希少！本場仕込みの広島風お好み焼き「珠芽（むかご）」

こんにちは！地域特派員のcasamiraです。

旦那さんの仕事のため、大阪、広島、北九州など10年ほど西日本を転々と住んでいました。だし仕込みのうどん、タコ焼き、お好み焼きなど粉モン文化に馴染み、血となり肉となり、今やカラダの一部（？）となっています。

旨いんですよ！！関西粉モン！ということで、突如やってくる「粉モン禁断症状」に対処すべく、先月行ってきたのが広島風お好み焼き珠芽（むかご）です。、

金曜の仕事終わりに車で行きました。泉ヶ岳に向かう夜の山道に、ポコッと光る看板が目印です。

入口から靴入れロッカーが見えます。靴を脱ぎ、ロッカーに靴を入れ、入店しました。

お店の雰囲気は、広島のお好み焼き屋さんっぽい！

お座敷には小っちゃい格子柄のお座布団。縦長の低いテーブルで、皆で屈みがちになりながら、お好み焼きを頬張る、というスタイルで、「懐かし～！」と広島ラブな旦那さんは、嬉しそう。

テイクアウトを待ちつつ、アツアツを頬張るお客さん、「スキー場で滑ってきたよー！今日も来たよー！」という雰囲気の常連さんなどが来店していました。

アクセスを考えると、恐らくこちらにLOCK ONしないと来ない場所です。お好み焼き、愛されています。

広島風お好み焼きは、キャベツ、豚肉、そして、そばorうどん入りがマスト！「広島県人、普通にダブル、トリプル食べてたねー」と、メニューを見る度に思い出します。

ダブル、トリプルは、本当に！すんごいボリューム！！なんですが、食べきれてしまうんです。

木の温もりを感じるカウンターでは、お好み焼きを焼いているところを間近に見ることができます。

広島風お好み焼きは、小麦粉をクレープ状にしてから、キャベツやもやしを載せ、ねぎやお肉を載せ、蓋して蒸し、その間に他の具材を焼いたり、準備したりで、いろいろなプロセスを重ねます。

作る過程を見るのが楽しくて。そして、とってもおいしそう！なので、いつも写真を撮ってしまいます。

「今日は、広島風お好み焼きを食べたくて来ました！」と店長さんに伝えると、店長さんは、とってもフレンドリー。いろいろなお話を聞かせてくれました。

1.「広島風は手間をかけることが大事なんです」ときっぱり。「鉄板のコンデションが大事。常にメンテナンスしないと、おいしいお好み焼きが作れないんです。焼くだけだったら、とっても楽なんですが」とのこと。

2.「キャベツもいろんな種類があるのをご存知ですか？」と聞かれ、し、知らんっ。。と言うか、種類を感じて食べたことがない…

「どの季節も、おいしいモノがあります。ではどの季節のキャベツが一番お好み焼きに合っていると思いますか？」と、今度はクイズ？？

「春キャベツ？？」と答えると「と思うでしょ？実は、冬キャベツ。水分がないヤツが良いんです！」と、西日本なノリで、話してくれます。楽しいです。

ほどなく、お好み焼きが登場です！おおぉ～！大きい！！

私は、そば入り焼き（シングル）。オーソドックスなものが好きなんです。

とは言え、広島風はキャベツ、もやし、ネギ、あげ玉、豚肉、玉子が入っていて、それに焼きそばを入れたら、盛りモリ感がすごい。

旦那さんは、そばスペシャル焼（シングル）。プラス、イカげそ、えびが入っています。さらに、チーズをトッピング。チーズを入れて食べるのが、お気に入り。

そば一人前を、ふぅふぅ言いながら、食べるミドル夫婦2人。広島では、学生がふつうに、そばダブル、トリプルを食べていたよね。。、と毎度言い合ってしまいます。量、凄まじい。食べきった後の達成感は、ドえらい。

なのに、お腹いっぱいなのに、他のお客さんが注文したお好み焼きを見て、「何？なにを入れてるんです？」と聞いてしまう私。

「マッシュポテトに、干しエビです。これも、おいしいですよ～」と店長さん。私食べたことないない！思わず「次回、それで」と言い放ってしまいました。

また食べに行きたくなるお店です。皆さまも行ってみてください。その時は、お腹を空かせて、準備万端で行ってくださいね！

珠芽（むかご）所在地：〒981-3225 宮城県仙台市泉区福岡森下3-11 電話： 022-379-4984 通常営業時間：11:00～20:30 ※営業時間が変更になっている場合があります定休日：月曜日