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【女子のばんそうこう】結婚する時いること、いらないこと。

  • 2021.4.29

今回は、男女問わず結婚を視野に入れた時の「いる・いらない」を、結婚11年目の私がつらつらと挙げてみました。相手にも自分にも当てはまります。結婚したい、したいけどできない、今の相手でいいのか悩んでる、既婚だけど何かうまくいかない…そんな皆さんに、ほんのちょびっとでも参考になればと思います。

★意外といらないこと

気が利く、先回りして世話を焼く、尽くす、母性、料理上手…これまで「いい奥さんになれるポイント」「女性らしい美点」とされてきた要素の数々。これ全部「特にいらない」と言い切ってしまいます。もちろんあったらあったでいいんです。それが好きな人や向いてる人が家庭のプロフェッショナルを目指すのは素晴らしいこと。でもその資質がないからダメなんだ!と凹んだり、甲斐甲斐しさを無理やり身につけようとしたりするのは不要。

同時にこれまで言われてきた男らしさもいらないですね。現代において「女を守る」とか「甲斐性」とか喧伝する人は却ってあやしい。家庭での男らしさを「主導権を握って威張ること」と勘違いしてる可能性もありますから。

★意外と必要なこと

■自分の展望

理想の相手や結婚式の希望の前にまず「結婚生活において自分がしたいこと&したくないこと」はハッキリさせておいた方がいいと思います。予定通りにはいかないけど、結婚すること自体に目標を定めてしまうとその後のことがぼやけてしまい、いざ結婚してから「こんなはずじゃなかった」になる恐れもあります。特に子供を持つことに関してはなるべく早い段階で考えたり調べてみたりするといいかもです。

■生活力

女子力、甲斐性、財力の話じゃなく、文字通り「日々の生活を回す力」です。男女問わず、メシを作る、ゴミを分別して捨てる、電球やペーパーが切れたら交換する、汚れたら掃除洗濯する、必要書類を提出する、残高に合わせた買い物をする…当たり前すぎることだけど、結婚とは「雑事が無限に続いていく生活」。ルックスとか仕事できるとかお金持ってるとかの前にまず自力で生活が回せること、これめちゃくちゃ大事。「そういうの苦手だからまかせる」みたく丸投げを狙ってる相手は絶対に選んじゃダメ。

■古くないジェンダー観

「女はこうすべき」「それは男がやることでしょ」的な話は家庭の運営をムダに滞らせます。男女の役割に対する偏見やこだわりがない方が、2人で臨機応変に物事にあたれます。子育てを含めた家庭の仕事はどれも健康と生命に関わるもの。そんなとこには今さら男女のセクショナリズムいらんよね。

■手助けの精神

いくらジェンダー観がフラットであり自分のことは自分でできても「具合悪いの?大丈夫だよ俺ひとりでメシ食えるから」では困るのです。文字にすると当たり前なんだけど「目の前の人が困っていたり弱っていたら、手を差し伸べてケアする」という感覚がない人って意外といるんすよ…仕事バリバリやってきた男性とか特に。若くて元気な時はいいけれど、そうじゃない時が増えていくので、「大丈夫?手伝おうか?」がすんなり口から出る2人でありたい。

■他人行儀であること

「家族になったのに?」と思うかもですが、結婚して何年も経つと慣れがマイナスに働くことが激増するんですよね。「ありがとう」「ごめんね」がなくなったり、遠慮や最低限の気遣いを忘れたり、相手を自分と同化しすぎてしまったり。

めちゃめちゃ細かいことなのですが、これを失くしていくと夫婦はどんどん殺伐としてくる。「ああ、もともと赤の他人だったわ」と思い出すことで、友人にはする気遣いをパートナーには一切してなかったりすることにも気づいたりする。喧嘩が多い時には他人に使うレベルの思いやりや距離感を投入してみると上手くいったりするもんです。

従来の「結婚に必要な3つの○○」みたいなものはもはや令和の夫婦スタイルにそぐわない。終身雇用でもなく景気も悪く、ライフスタイルの選択肢は増え、夫婦共働きは当たり前の世界。夫婦や家族のかたちも昔とは様変わりして当然なので、ガンガン更新すべきです。

だからこそ結婚を目指す女子、いい結婚生活を続けたい女子は世間の古ぼけたサジェストなんかには流されず、本当に自分に必要なアイテムを備えて生きていきましょう。

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