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銀行員が見抜く「絶対にお金を貸してはいけない人」の特徴5選

  • 2021.4.30

「1週間だけお金を貸して!」友人や同僚からそうお願いされたら、気軽にお金を貸してしまう方もいるでしょう。しかし、その方はお金を返さない常習犯かもしれません。

住宅ローン担当者として、お客様から数多くのローン相談を受けた元銀行員が、「この方にお金は貸せない……」と感じたお客様の特徴をお伝えします。

■お金に無頓着な方

相談ブースに訪れた、仲の良さそうなご夫婦。奥様がてきぱきと資金計画を話される横で、旦那様が優しい目で見守っています。

「このご夫婦なら問題なくローンが組めるだろう」、一見して感じました。

しかし、ご夫婦は言いました。「他の銀行では審査が下りなかったんです」。

いろいろと伺ってみたら、実は旦那様が奥様に内緒でカードローンを借りていたことが発覚!旦那様は穏やかなのではなく、ただお金の管理に興味がない、お金に無頓着な方だったのです。お金に興味を持たない方は、意外と浪費癖があるのかもしれません。

■クレジットカードやカードローンの管理ができていない

お金にルーズなお客様に多かったのが、クレジットカードやカードローンの管理ができていないこと。どのカードでいくら出費しているのかを把握できていないので、口座残高や支払いの管理も不十分です。

こんな方にお話を伺うと、カード支払いがたびたび遅れていることを教えてくださいます。お金を貸す側としては不安しかありませんよね。誰かにお金を貸してと言われたら、カード類やお金の管理ができているのか確認してみるといいでしょう。

■まじめそうな方

ローン担当になって2年目の頃、グレーヘアのまじめそうな紳士がカードローンの申し込みに来店されました。中堅企業に長くお勤めされていて、社会的なステータスもありそうです。

「このような紳士なら問題なく審査に通るだろう」、そう感じました。しかし、即却下!詳しいことは聞けませんでしたが、どうやら多重債務に苦しんでいる様子でした。人は見かけによりません。

■服装にお金をかけている方

いつもブランドもののバッグや服で身を固めている方にも、お金にルーズな傾向が見られます。以前の職場で、常にブランドものを身につけている先輩銀行員がいました。彼女は無類の洋服好きで、つい高級な服やバッグを買ってしまうそうです。

そんな先輩は毎月給料日前に、キャッシングでお金を引き出していました。服装にお金をかけている方には、お金を貸さない方がよさそうです。

■断れない性格の方

誰かに何か頼まれたら、つい引き受けてしまう。そんな性格の方も、意外とお金にルーズな可能性があります。以前、姉御肌で周囲から頼られるような銀行員の友人がいました。彼女は情にもろく、人からの頼み事を断れないあまり、何かと浪費を繰り返していたのです。

あるとき困った彼女から「数日で返すからお金を貸して」と言われ、仕方なく貸したら、返ってきたのは半年後!どんなにいい人でも、断れない性格の方からの依頼はきっぱり断りましょう。

■お金の切れ目は縁の切れ目。貸し借りは慎重に

銀行員時代に見た、お金を貸してはいけないと思われる方々。彼らの共通項は「悪い人には見えない」ということです。見た目にだまされず、その行動から判断するといいでしょう。お金の貸し借りで痛い思いをしないよう、気をつけてください。

文・金指 歩

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