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「鮴押し」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.5.8
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「魚へん」の漢字って、本当にたくさんありますよね。

たとえば、まさに今が旬の「鰆(さわら)」をはじめ、秋なら「鰍(かじか)」、冬なら「鮗(このしろ)」。ほかにも、「鮪(まぐろ)」に「鯛(たい)」、「鮃(ひらめ)」など、挙げ出したらキリがありません。

今回取り上げるのは、そんな魚偏の漢字を使った難読熟語。魚偏に休むと書く「鮴」と「押」を組み合わせた「鮴押し」です。

みなさんは、こちらの正しい読み方を知っていますか?

「鮴押し」の読み方!

では早速、「鮴押し」の読み方を発表します。

「鮴」の読み方を知らなくても、なんとなく字面から読み方を推測できた方もいらっしゃるかもしれませんね。

正解は、「ごりおし」でした!

「鮴押し」の意味は?

「鮴押し(ごりおし)」の意味をご紹介する前に、まず「鮴」がどのような魚かについてご紹介します。

川に住むハゼの一種。頭は大きく、あごが出っぱっている。食用。〔カジカ〕

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.562

 

続いて、「鮴押し」の意味は下記の通りです。

〔鮴を捕るのに、川下に積んだ小石の堰に追い入れたところからとも〕強引に自分の考えを押し通すこと。「ーにやって成功した」

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.562

 

どうやら「鮴」を捕る様子に由来しているようです。漢字や熟語の成り立ちには様々なエピソードがありますが、こちらもかなりユニークですね…!

まとめ

いかがでしたか?

「鮴押し」は「ごりおし」と読みます。

日常的に使用している言葉でも、「そういえば、どう書くか知らない…」なんてことは多いはず。調べてみたら、意外な発見があるかもしれませんよ。ぜひチェックして、周囲の一歩先をいっちゃいましょう!


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