今回取り上げる難読漢字は「木末」。「木」と「末」はどちらも見慣れた漢字ですが、組み合わせて使うことができるなんて、知らなかった方も多いのではないでしょうか?
はたしてどんな読み、意味を持っているのか…。
ぜひ推理してみてください!
「木末」の読み方!
「木末」の読みは、ちょっと想像がつかないかもしれません。でも、意味はきっと推理できますよ! そう、「木」の「末」と言えば…?
「あ、もしかして!」とピンと来た方も多いのではないでしょうか?
それでは先に、読み方を発表します。
正解は、「こぬれ」でした!
「木末」の意味は?
「木末(こぬれ)なんて聞いたことないよ!?」とびっくりされた方も多いと思います。でも、意味はきっと知っているはずですよ!
〔雅〕〔「このうれ」の変化〕こずえ。
出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.552
そう、意味は「こずえ」! 考えてみると、「木末」の書いて「こずえ」と読むことできますね。
ちなみに、「こずえ」は漢字で「梢」と書きます。正確な意味は、下記の通りです。
〔「木の末」の意〕幹(枝)の先。
出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.540
名は体を表すとはまさにこのことですね!
まとめ
いかがでしたか?
「木末」は「こぬれ」と読みます。
よく知っていると思っているものでも、実は違った呼び方があったりすることがしばしばありますよ。
「もっと知りたい!」と思われた好奇心旺盛な方は、ぜひインターネットや辞書で調べてみてくださいね!
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