こんがり焼いたステーキに、風味豊かな割下で煮込んだすき焼き、衣をつけてサクッと揚げた牛カツ…。牛って本当においしいですよね! お肉の中で、1番好きという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、牛にちなんだ難読漢字「黄牛」を取り上げます。みなさんは、こちらの正しい読み方を知っていますか?
「黄牛」の読み方!
では、早速「黄牛」の読み方を発表します。
「きうし」と読んだ方は不正解です! もちろん「きぎゅう」ではありませんよ。鍵は「黄」の読み方にあります。
正解は、「あめうし」でした!
「黄牛」の意味は?
「黄牛(あめうし)」と聞いても、いったいなんのことかピンと来ない、という方もいらっしゃると思います。ここで正確な意味を理解しておきましょう!
①昔、上等な牛とされた、飴色の和牛。
②昔、雌牛の異称。
出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.43
「飴色の和牛」なんて、想像しただけでおいしそうですね…! なんだか牛が食べたくなってきちゃいます。
「あれ、あめうしって生き物いなかったっけ?」と思われた方は、もしかしたら「あめふらし」と「海牛(うみうし)」をごっちゃにしてしまっているのかも。
「海牛」は「ナメクジに似た軟体生物」(同p137)なので、まるで違う生き物ですよ!
まとめ
いかがでしたか?
「黄牛」は「あめうし」と読みます。
昔の言葉なので、あまり使う機会はないかもしれませんが、この機会にぜひ覚えていってくださいね!
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