新年度を迎えてもう1ヶ月が経ってしまいました! このままでは、5月もあっという間に終わって、すぐに6月になりそうですね…。
6月になると気になるのは、やっぱりその日の天気。今は降っていないけれど、空は「雨催い」…。かさばるけれど、仕方ないから傘を持っていく…なんて日々が続きそうです。
…さてここで問題!
みなさんは「雨催い」の正しい読み方、知っていますか?
「雨催い」の読み方!
では、早速「雨催い」の読み方を発表します。
「あめさいい」と読んだ方は残念ながら不正解! 実はこちら、ある言葉の“古風な表現”なんです。「催」の読み方から推理してみてください!
…いかがでしょうか?
正解は、「あまもよい」でした!
「雨催い」の意味は?
「雨催い(あまもよい)」と聞くと「はて、なんのことやら?」と疑問に思われるかもしれませんが、現代の表現に直せばピンと来るはず。そう、こちらは「雨模様(あまもよう)」の古風な表現となっています!
ちなみに、「雨模様」の正確な意味は下記の通りです。
今にも雨の降りそうな様子。「あめもよう」とも。
出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.41
憂鬱な梅雨の時期、洗濯物が乾かなくてイライラ…なんてことがないように、少しでも晴れる日が続くことを祈りたいですね!
まとめ
いかがでしたか?
「雨催い」は「あまもよい」と読みます。
使い慣れた言葉を昔の表現にするだけで、一気に知らない言葉になることも! 日常の会話に織り交ぜれば、周りの人から尊敬の目で見られちゃうかもしれませんよ。
ぜひ覚えていってくださいね!
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