きれいな色や模様がつけられた「染物」はとっても憧れますよね…!
さて、本日の難読漢字クイズはこの「染物」に関すること! 色々な種類がありますが、今回取り上げるのは「葡萄染(め)」です。
みなさんは、こちらの正しい読み方、知っていますか?
「葡萄染」の読み方!
では、早速「葡萄染」の読み方を発表します。
「ぶどうぞめ」と読んだ方は残念ながら不正解。実はこちらの読み方、なんと“あの海にいる食材”と同じなんです!
正解は、「えびぞめ」でした!
「葡萄染」の意味は?
「葡萄染(えびぞめ)」と答えを聞いても、どんな色なのか分らないかもしれませんね。辞書には、次のように記されています!
浅い紫色。〔織物ではブドウ色、つまり縦糸が紅、横糸が紫のものを指す〕
ちなみに、こちらの他にも「葡萄」を「えび」と読むことがあります。
たとえば「葡萄茶(えびちゃ)」。こちらは「黒みがかった赤茶色」のことです。この色の袴を多くつけていたことから、明治後期の女学生は「葡萄茶式部」があるそうですよ!
※出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.159
まとめ
いかがでしたか?
「葡萄染」は「えびぞめ」と読みます。
「葡萄」を「えび」と読むなんて、想像もつきませんよね! 家族や友人に出題すれば、きっとびっくりさせることができますよ。
ぜひこれを機に覚えていってくださいね!
※2021年4月23日発令の一部地域を対象とした「緊急事態宣言」を受け、『TRILLニュース』記事制作チームでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、より一層の管理体制強化をしております。