男の本音！「好きだけど付き合えない」のはどうして？

好きな男性とじっくり距離を縮めてきて、ようやく自分の気持ちを彼に伝えた。

それなのに彼からの返事は「好きだけど付き合えない」。

いったいどういう意味なのでしょうか。何か事情があるのか遠回しに振られているのか、それとも……？

今回は「男性が『好きだけど付き合えない』と言うのはどうして」なのかを紹介します。

「かわいいし会えば楽しいって女の子がいるけど、正式に付き合うとそれなりに責任も出てくるじゃないですか。定期的に会うとか連絡とか億劫ですよ。それに適当に付き合ってあとから本当にに好きな子が現れるのもなんかもったいないし……。

なので正直に、付き合えないって言ったほうがいいでしょ。一応『好きだけど』とは伝えるけど、それで離れていくなら仕方ないです」（28歳・男性）

本命の彼女にするほどではないけど、そばにいてくれたら楽しい。そんな女性をキープしておくために、「好きだけど付き合えない」と言う男性がいます。

付き合う気はないことを伝えつつ、「好きだけど」と期待させてキープするのでしょう。

無理して付き合っても大切にはしてくれないですが、女性があっさり去ると形勢逆転。男性が追いかけてくることもあるようです。

「イイ感じだと思ってた彼に『私たち、付き合っちゃおうよ』と言ったら『好きだけど付き合えない』と言われて、何それ……と思いつつ引き下がりました。

後日、彼に彼女がいることが分かったんです。諦めきれないので友達のような顔をしてこまめに連絡を取り、彼が彼女とケンカしたタイミングでもう一度プッシュしたら、彼女と別れてくれました」（25歳・女性）

あなたのことは好きだけど、すでに彼女がいる。自分で別れ話を切り出すことも、自分が悪者になるのも面倒。こんなときも、男性が「好きだけど付き合えない」と口にするようです。

とはいえ男性が彼女一筋なら「彼女がいるので」と言うか、そもそも誤解させるような行動には出ないもの。

「思わせ振りだよ！彼女と別れて！」と言っても聞いてくれないでしょうが、タイミング次第では彼の心をこちらに向けるのは難しくなさそうです。

「実家にいるおじいちゃんの具合が悪いんですけど、仕事が忙しくて帰省できない。地元の友達にもほとんど会えなくてメンタル最悪です。気になる女性が好意を見せてくれたのはうれしかったけど、いま付き合うって言っても、とくに何もしてあげられないし……」（28歳・男性）

仕事や家の事情などによっては「恋愛どころではない」ときもあります。

女性はこんなとき「好きな人がそばにいてくれたら励まされる」という人が多いのですが、男性は「それどころじゃない」「自分に余裕がないから、与える愛情が沸いてこない」と思うんだとか。

すでに付き合っている相手とは、多少のごたごたで別れようとはなりません。しかし新しい彼女となると「今の状態じゃうまくいかない」と、相手を突き放す方向に行きがちです。

諦めきれないなら、彼の気持ちが上を向くタイミングを狙いましょう。

男性からもっともらしい事情を言われると、「そういうことなら……」と納得してしまいそうになるかもしれません。

しかしその真意は、どれも「それほど（本命にするほど）好きじゃない」ということなのでしょう。

でもそれは、「いまは」というだけのこと。タイミングを見計らえば、数か月以内に恋が実ることも多いのです。

彼を落としたいなら、「どういう意味？私は都合がいいだけ？」と迫るのだけは厳禁です。

（中野亜希／ライター）

（愛カツ編集部）