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「簡ぶ」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.5.22
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なかなか遠出が難しい昨今。ただ、人によってはじっと家にこもっていると気分が下がってしまいますよね。

そんなときは、身の回りのモノに少しこだわってみることで毎日が少し明るくなるかもしれません。

さて、モノにこだわるときに必要なのが「簡ぶ」という行為…なのですが、この「簡ぶ」、一体なんと読むのかわかりますか?

「簡ぶ」の読み方!

では、早速「簡ぶ」の読み方を発表します。

「簡」といえば「簡単」や「簡潔」など「かん」と読むことが一般的です。

しかし「簡ぶ」は「かんぶ」ではありません。

ヒントは、たくさんのものの中からどれかにするか決めるときに使う言葉です。

そろそろ分かってきたでしょうか?

身近な漢字だと「選ぶ」を使うことが多いでしょう。

そう!正解は「えらぶ」でした!

「簡ぶ」の豆知識

「簡」の漢字を「えらぶ」という意味で使う単語に「簡抜」があります。

意味は次のとおりです。

選んで抜き出すこと。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.392

 

一方で、私たちの生活になじみ深い「選ぶ」には次のような意味があります。

①二つ以上のものの中から、基準や好みに合ったものを取り出す。
②よいものを取り集めて書物を作る。編集する。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.199

 

「選ぶ」は単に取り出すこと、「簡ぶ」は選んで抜き出すことを意味するため、「簡ぶ」のほうがより優れたものを取り出したいときに使うと言えそうです。

まとめ

いかがでしたか?

「簡ぶ」は「えらぶ」と読みます。

少しでも気分を上げるためにも、しっかり「簡んで」身の回りのものを揃えてみてはいかがでしょうか。

きっと塞ぎ込みがちな自宅での生活にも、少しだけ彩りが加わることでしょう。

ぜひ、楽しい毎日を送ってくださいね!


※2021年4月23日発令の一部地域を対象とした「緊急事態宣言」を受け、『TRILLニュース』記事制作チームでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、より一層の管理体制強化をしております。