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「身動ぎ」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.5.17
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新しい仕事、新しいアルバイト、新しい学生生活……。

新しい環境に身をおくと、仕事内容や注意事項など、何かと説明を聞く機会が増えますよね。

説明を聞くとき、きっと「身動ぎ」せず耳を傾けているのではないでしょうか。

ぱっと見ると「身動き」に見えますが、よく見ると違います!

さてこの「身動ぎ」、一体何と読むのかわかりますか?

「身動ぎ」の読み方!

では、早速「身動ぎ」の読み方を発表します。

「みうごぎ」と読んだ方は残念ながら不正解!

ヒントは「身」と「動」という字にあります。使われている字のとおり、身体の動きを表す言葉です。

「身動ぎひとつしない」、「恐怖で身動ぎできない」

などの使い方をします。さて、何と読むのかわかりましたか?

正解は「みじろぎ」でした!

「身動ぎ」の意味は?

では「身動ぎ」とは、いったいどのような意味なのでしょうか。

体をちょっと動かすこと。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1666

 

ほんの少しだけ動くことを「身動ぎ」と言うのです。

つまり「身動ぎせずに耳を傾ける」は「ほとんど身体を動かさないくらい真剣に話を聞いている」という意味になります。

これだけ真剣に話を聞いてもらえるのなら、話をしているほうも嬉しいですね。

さて、小学校で習う「動」という漢字ですが、訓読みだと「動く(うごく)」という読み方が一般的でしょう。

しかし「動」には「動く」以外の訓読みも存在します。

それが「動もすれば」です。

「どうもすれば」ではありません。

これで「ややもすれば」と読みます。

意味は次のとおりです。

とかくそのような状態になりやすいさま。ともすれば。どうかすると。ややもすると。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1760

 

「やや」が「ある状態に進んでいく様子」を表すので「ややもすれば」は「ある状況になりやすいさま」を意味します。

まとめ

いかがでしたか?

「身動ぎ」は「みじろぎ」と読みます。

ほんのわずかも動かないくらい何かに熱中したり、驚いたりする経験があったときは、ぜひ「身動ぎ」の漢字を思い出してみてください!


※2021年4月23日発令の一部地域を対象とした「緊急事態宣言」を受け、『TRILLニュース』記事制作チームでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、より一層の管理体制強化をしております。