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脱毛・除毛“ホームケア”はココに気を付ける! 皮膚科医が伝授

  • 2021.4.28
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みんなの脱毛・除毛事情。自宅で手軽にムダ毛処理ができる、ギアやコスメを上手に使い分けて肌トラブルを防ぐ方法を、皮膚科医・髙瀬聡子先生に聞きました!

ケア方法を使い分けてツルツルの美肌に!

「セルフでの脱毛ケアは、いかに肌を傷つけず、乾燥を防ぐかが重要。パーツ別にケア法を変えたり、保湿に力を入れることで、ムダ毛のない美肌を保つことができます」

と言うのは、ウォブクリニック中目黒 総院長の髙瀬聡子先生。光やレーザー美容器であれば、比較的どこの部位にも当てやすいけれど、シェーバーは肘や膝などの関節にヘッドを密着させるのは難しい。

「関節部分には、除毛クリームを使うほうが肌に負担をかけずに済みます。また、ある程度太い毛が生えていて、シェーバーや除毛クリームで処理しにくいVIOなどは、ワックスを使うのがおすすめです。どの方法でケアしても、多少は肌に負担がかかるので、保湿は忘れずに」

より安全に、キレイに! ホームケアの心得

心得1:注意すべきポイントを守って美肌を保ちながらケアしよう。

【光・レーザー美容器】
ムダ毛を剃ってから照射することでメラニン色素に働きかけ、薄くすることができる。「家庭用に作られたマシンなので、説明書どおりに使えば、特に心配なことはありません。医療脱毛などと同様、事後の保湿は忘れずに」

【シェーバー】
毛の根元から剃って処理するシェーバー。「滑りを良くするため、泡立てた石鹸、クリームなどをつけてから、毛並みに沿って剃りましょう。角質や皮脂膜も取ってしまうことがあるので処理後はクリームなどで保湿を」

【除毛クリーム】
塗ってから水で流すだけで、毛を溶かして処理。「タンパク質分解酵素が入っているケースが多く、肌荒れがある方には、ある程度のダメージがあることも。トラブル肌には使用せず、しっかり洗い流すようにしましょう」

【ワックス】
シートなどを使って広範囲の毛を毛根から抜くことができる。「皮膚の表面にワックスがつくことで、まれに角質が剥がれたり、毛根に炎症が起きる可能性も。処理後は抗酸化作用のあるクリームをつけてケアを」

心得2:自己処理で肌に炎症を起こすと“イングローンヘア”の原因に。

自分でシェービングをしたり、毛抜きで脱毛した後に起こりがちなのが、毛が皮膚の中に埋もれた“イングローンヘア”。「皮膚が炎症を起こしたため、毛が外に出る場所がなくなり、埋もれてしまった状態です。肌が乾燥して皮膚の表面が硬くなることで、次に生えてくる毛を押さえ込んでしまうことも原因になります。毛根の末端が表皮に近ければ、毛抜きなどで抜くこともできますが、さらなるトラブルを招かないためにも、無理せず皮膚科を受診することをおすすめします」

心得3:剃ったりワックスを使うときは「毛流れに沿って」が鉄則。

シェーバーを使うときにやってしまいがちなのが、毛を逆なでして剃ってしまうこと。「深剃りできるので、見た目はきれいなのですが、角質層を傷つけたり、剥がしてしまう可能性が高く、肌にはかなりのダメージがあります。外部刺激から肌を守ることができなくなり、肌荒れや色素沈着を起こしてしまうことも。必ず、毛が生えている方向に沿って剃るようにしましょう。また、ワックスも同様に、毛の根元から毛先にかけて剥がしたほうが肌への負担が少なくて済みます」

心得4:シェーバーは錆びさせないよう水分を拭いて保管しよう。

肌トラブルを起こさないために、ほかに気をつけたほうがよいことは? 「シェーバーは錆びさせないために、使用後は水分をよく拭いておくことが大切。刃が少しでも錆びたら交換しましょう。また、除毛クリームなどは、高温多湿の環境に置いておくと分離や劣化するので注意して」

髙瀬聡子先生 皮膚科医。ウォブクリニック中目黒 総院長。著書に『ゆる美容事典「ほどほど」「ズボラ」で美肌を手に入れる』(講談社)、『気になるパーツのスキンケア 2週間速効メソッド』(宝島社)など。

※『anan』2021年4月28日号より。イラスト・コナガイ香 取材、文・古屋美枝

(by anan編集部)

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