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「褪める」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.5.26
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今回ご紹介する漢字は「褪める」。

色褪(あ)せるというフレーズで目にする機会も多い、お馴染みの漢字ですよね。

そんな「褪」という字に送り仮名「める」が付くと、一体なんと読むのでしょうか?

「褪める」の読み方!

では、早速「褪める」の読み方を発表します。

「あめる」と読んだ方は、実は不正解……!

ヒントは顔面蒼白。といえば、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?

正解は「さめる」でした!

「褪める」の意味は?

「褪める(さめる)」より「褪せる」のイメージが先行する「褪」という漢字ですが、両者の違いを比較してみましょう。

まずは「褪める」を調べてみましょう!

【<褪める】本来の色が薄れる。また、その結果見劣りがする。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.608

 

続いて、「褪せる」は……。

時間の経過とともに、本来備えていた好ましい色合・つやが、日光や熱・湿気などのために失われて、見栄えがしなくなる。「色褪せた服/色褪せた栄光」

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.26

 

どちらも本来の良さが失われた時に使用する点は変わりませんが、「褪める」は色に限定使用され、「褪せる」は過去の栄光のように幅広く使用されているようです。

確かに「青褪(あおざ)める」という「顔面蒼白」も色にまつわるフレーズですよね。

まとめ

いかがでしたか?

「褪める」は「さめる」と読みます。「褪せる」とは異なり、色に限定使用される言葉です。

ぜひ、この機会に「褪める」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!


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