「刮げる」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

今回ご紹介する漢字は「刮げる」。

刮目という熟語でお馴染み「舌」とカタカナの「リ」を組み合わせたような「刮」という漢字に送り仮名「げる」が付くと、一体なんと読むのでしょうか？

では、早速「刮げる」の読み方を発表します。

「かつげる」と読んだ方は、実は不正解……。勿論、「したりげる」でもありません。

ヒントは焦げ付いた鍋の汚れを落とす作業。といえば、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか？

正解は「こそげる」でした！

「刮げる」といえば、焦げ付いた鍋の汚れを落とすイメージが強いですよね。
改めて、「刮げる」の意味を調べてみましょう！

表面に付いた不要な物を削り落とす。

出典：山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂（2020年11月20日第八版、青版）p.543

続いて、お馴染みの熟語「刮目」にはどんな意味があるのでしょうか？

〔「刮」は、こする意〕強い関心を持って、見ること。

出典：山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂（2020年11月20日第八版、青版）p.289

どうやら「刮」という漢字そのものに「こする」という意味が！

焦げ付いた鍋の汚れを落とすケースを連想するのも納得の展開ですね。

いかがでしたか？
「刮げる」は「こそげる」と読みます。

ぜひ、この機会に「刮げる」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください！

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