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ヴァカンスを待ちながら、気分転換に簡単ギリシャ料理に挑戦。

  • 2021.4.26
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複数の島があるギリシャはフランス人たちの大好きなヴァカンス先。でも、この夏のヴァカンスがどうなることか先の見えない状況だ。夏の旅に想いをはせながら、パリでギリシャ料理を作ってバカンス気分を味わって、とギリシャを愛する料理人のクロエとバンジャマンはギリシャ料理の3つのレシピを提案。彼らはパリ市内にサンドウィッチがメインのギリシャの軽食店「Filakia(フィラキア)」を経営し、さらに2年前にはレストラン「Grand Café d’Athènes(グラン・カフェ・ダテーヌ)」を開いて大成功をおさめている。ふたりによるレシピはどれもとても簡単。“Bon Appétit(ボナペティ)!”ではなく、ギリシャ人を気取って“Kali Orexi(カリ・オレクシ)!”

ハルミチーズのフライ

揚げても溶けないのがハルミチーズの特徴だ。©Geraldine Martens

塩味の効いたセミハードなハルミチーズは、ヤギ、羊、牛の乳から作られる。ちょっとばかり弾力性があり、そのまま食べてもいいが調理してもおいしい。たとえばフライ。ハルミチーズをスティック状にカットし、小麦粉、卵、パン粉の順につけて160〜170℃の油で揚げるだけ。キッチンペーパーで油を切り、レモンをさっと絞りかけ、添えソースのザジキとともにサービス。250gのハルミチーズで10本くらい作れる。

ズッキーニのベニェ

ザジキはキュウリ、ヨーグルト、ニンニク、オリーブオイルで作る添えソース。©Geraldine Martens

ギリシャ料理のテイクアウト店でも人気の品である、ズッキーニのベニェ(揚げ物)。ズッキーニをおろすのがちょっと手間だけど、調理はとても簡単だ。洗ったズッキーニ2本をおろし金で粗くおろす。セベット(わけぎで代用)、タマネギ、パセリ、コリアンダー、ミントをみじん切りにして、ズッキーニと混ぜる。そこに、細かく砕いたフェタチーズ(100g)、全卵3個を混ぜ、少しずつ小麦粉(180g)を加えてゆく。油が熱くなったら、小さな団子状にして揚げる。キッチンペーパーで油を切り、熱々にレモン汁をかけて、これもザジキと一緒に。(材料はベニェ15個分くらい)

フェタチーズのオーブン焼き

食卓でシェアして。photo:Sophie Van Den Hoek

チェリートマト(3握りくらい)を半分ずつにカット。黄ピーマン(2個)と赤タマネギ(2個)の皮をむき、薄切りにする。耐熱の容器にフェタチーズ3切れ(100g)を並べ、その上に先に用意した野菜をのせる。オイルオリーブをかけ、オレガノをふりかける。180℃のオーブンで10分間焼く。オーブンから出したら、粗くみじん切りしたハーブ(パセリ、コリアンダー、ミント)をふりかける。グリルしたピタパンとともに、カリ・オレクシ ! (材料は6〜8名分)

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