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人気エディター・川口ゆかりの「ふたり暮らしのおしゃれレシピ」第25回「母の日に贈る! プライスレスな体験型ギフト」

  • 2021.4.25
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4月も下旬に入り、もうすぐ母の日がやってきますね。日頃の感謝を込めて何か贈りたいと思ってはいるものの、迷ってしまう……。そんな方も多いのではないでしょうか? そこで、今回のテーマは「母の日の贈り物」。ここ数年、まったく同じものを贈っているけれども喜ばれている、私の鉄板ギフトを紹介したいと思います。

自宅で過ごす時間が増えたからこそ、お花をより身近に楽しんでほしい

母の日の贈り物といえばお花が一般的ですが、毎年同じでなんだか味気ない気も……? そう思っていました。そんな時、ふと思いついたのが自分の習っているお花の教室に母を招いて、一緒にレッスンを受けてもらう「体験型ギフト」でした。完成したブーケは持ち帰ることができるので記念にもなりますし、何より楽しい時間を共有できるのがいいなと思って。

上品なマダムが集まるお花の教室『swin′Co-urt(スゥインコート)』

私が4年ほど通っている『swin′Co-urt(スゥインコート)』は、人気フローリスト・新古康子さんが主宰する教室。いつ伺ってもいい気が溢れていて、本当に気持ちがいいんです。先生のお人柄を反映しているのか、そこで出会う方々はいつも笑顔が素敵で毎月、先生や生徒さん、そして季節のお花からたくさんのパワーをもらっている気がします。

25ans Wedding

私たち親子が参加した日は、旬のバラを楽しむ会。ひと言でバラ、といってもイヴ・ピアジェ、エンジェルキス、センセーション、サントワマミーと4種類も! ほかにもたっぷりと花材があり、自分では揃えられないほどのボリュームです。さっそくお花の名前と特徴、扱い方を伺い、和やかにレッスンがスタート。

ブーケをつくる上で一番大切なのはネトワイエ!

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ブーケをつくる時、大切なのは下準備(フランス語でネトワイエ)。葉や花が残っているときれいに束ねられないため、下の方についている葉を取り除いたり、長さを揃えていきます。「地味な作業だけど、ネトワイエが一番重要なんですよ」と先生。

目で見て、触れて、香りを楽しみながら束ねていく

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お花を購入することはあっても、直接触れる機会は少ないので母もとっても嬉しそう。花材をできるだけエコノミーに使うコツも教えてくださり、勉強になります。

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私もいつになく真剣です(笑)。

まるでお店でオーダーしたかのようなラッピング

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普通の教室はブーケを束ねたら終了ですが『Swin‘Co-urt(スゥインコート)』では、毎回お花の色みや雰囲気に合わせて、きちんとラッピングする仕組み。これならそのままプレゼントすることもできますし、自分がギフトをもらうようで嬉しい! 毎回、気分が上がる瞬間です。

バラのブーケが出来上がり

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バラの中からちょろっと顔を出しているのは、チョコレートコスモス。あえて高さを出して、ただきれいに整えるだけではないアレンジメントにしてみました。濃いカラーが甘いブーケの引き締めにひと役。梅花ウツギやレースフラワーのオルラヤもいいアクセントになっています。

そして、待ちかねのランチタイム!

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飲み物や軽食を出してくださる教室もあるかとは思いますが、こんなに手の込んだランチがいただけるのは、ここだけではないでしょうか。聞けば、お料理教室に通っている先生が習ったメニューをアウトプットする場として、5~6年前からランチの提供を始めたのだとか。

ちなみにこの日のランチは?

スモークチキンとたまねぎ麹ポイップのピタパンサンド、春キャベツと桜えびの豆乳スープというおしゃれカフェさながらの豪華なメニュー。ブーケとランチ込みで7,700円はとても良心的だと思います。

さらに嬉しい特権が!

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自分の作ったブーケとともに先生が写真を撮ってくださること。ランチを食べている間に写真をセレクトし、帰りにプレゼントしてくれるんです。

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ちょっぴり照れくさいですが、母とふたりで写真を撮るなんて滅多にないので記念に。こうして眺めてみると、この「体験型ギフト」を贈り続けて、3年が経っていました。なんだか感慨深いものがありますね。

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お花以外にも陶芸やお菓子教室など、単発で参加できるレッスンはたくさんあるので、母の日のギフトを検討されている方はぜひ。母娘で楽しめる「体験型ギフト」は、きっとプライスレスな贈り物になるはずですよ。

次回は5月8日(土)です!

構成・写真/川口ゆかり

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川口ゆかりさん

Profile

さまざまな女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。季節の飾り巻き寿司レッスンをメインに、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行っている。日々の暮らしは、Instagram(@yucarikawaguchi)まで。

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