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コンロは必要なし!ピーマンのホッケ詰め。~細川芙美の「SIDE-Bクッキング」~

  • 2021.4.23
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ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第26回は、スーパーに売っている惣菜を使ったピーマンのホッケ詰めを紹介します。

今回のテーマ:「コンロは必要なし!ピーマンのホッケ詰め。」

いまはお店が20時で閉まるから…。

今日は帰宅が遅くなってしまったし、おつまみくらいで夕飯は済ましちゃおうか…。そんな日も少なくない多忙なB面女子。帰宅後、さくっと作ったはずの1品がおいしすぎて、簡単すぎて、リピ決定!内心、渋いものを食べたいのがB面なのだ…。

材料(1人分)
ピーマン…3個
塩昆布…ひとつかみ
ごま油…小さじ2
鰹節…ひとつかみ
惣菜ホッケの塩焼き…半身1パック
醤油…小さじ1/2
白ごま…お好みの量

NOコンロ!ピーマンは生もおいしいのだ。

【POINT】ヘタを取ったら…。
【POINT】タテ半分に。
【POINT】ワタに切り込みを入れたら…。
【POINT】ピーマン同士を叩き合わせる。
【POINT】ピーマンでピーマンの種を取るのもおすすめ。

【1】ピーマンはよく洗い、ヘタを取ったらタテ半分にカット。ワタに切り込みを入れて取り、ピーマン同士を叩き合わせて種を落とす。細かい種が手につくと面倒だけど、こうすればきれいに取れる!

味付けはビールがすすむアレ。

【POINT】塩昆布の旨味。
【POINT】ごま油の香り。
【POINT】鰹節で相乗効果。
【POINT】あとはよく合える。

【2】ボウルにピーマン、塩昆布、ごま油、鰹節を入れてよく和える。これだけでいい、いやこれだけがいい。

ホッケを剥く達人とは私のこと!

【POINT】剥がしたラップを広げておく。
【POINT】尻尾から頭に向かって。
【POINT】タテに半分。
【POINT】尻尾側、身と皮の間にお箸を刺す。
【POINT】めくった皮をキャッチ。常に身の近い箇所の皮を持ち上げて。
【POINT】ラップにくるめば匂いも気にならない。
【POINT】よっ!達人技!

【3】お惣菜のホッケを買ってきました。まずは、尻尾から頭に向かってそーと骨を剥がし、骨は広げたラップへ。中心をスプーンなどで切り込みを入れてタテ半分に。皮面のほうにひっくり返したら、尻尾から1cmほどのところにある、身と皮の間にお箸を1本貫通させる。尻尾側へ箸を移動させて皮をめくり手でつまんだら、反対方向(ホッケの頭)に進んで皮をはがす。このとき、身と皮の剥がれた部分をお箸で支えながら持ち上げると、途中で皮が切れずに気持ちいい。取った皮は骨と一緒にラップにくるめば、匂いも気にならない。

さぁ、肉詰めならぬホッケ詰め。

【POINT】お皿に並べたら、塩昆布や鰹節を中に。
【POINT】使ったボウルにホッケをIN。
【POINT】“ほぐしすぎない”が重要。
【POINT】ピーマンに詰める。
【POINT】白ごまをで仕上げ。

【4】お皿にピーマンを並べたら、ボウルに残った塩昆布と鰹節を中に詰めて。使ったボウルにホッケを入れ、醤油をかける。ほぐしすぎないように混ぜたら、ピーマンに詰める。白ごまをトッピングして完成。

ビールがすすむ、最高の一皿。

生のピーマンの食感、塩昆布と鰹節の旨味、そしてホッケの塩っぽさ。すべてが混ざり合って、ビールがすすむ。あ〜今日も1日がんばったなぁ。こんな晩酌があるから、遅くまで働いて疲れていたとしても幸せ。お気に入りの海外ドラマを観てしまう、夜更かし上手なB面女子の夜は長い。

今回のB面撮影裏側日記

撮影終了後、おいしくビールをいただいてしまう細川。B面女子を代表する、飲み慣れた顔でカメラ目線…。

A面、B面女子とは…?

料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!

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