男の本能！？「彼女は俺のもの」という言動をとる時の男性心理4選

男性は、特別に思う女性に対して「彼女は自分だけのもの」という言動をとることがあります。

どんなに奥手で穏やかな気質な男性でも、ふとした時にこの「彼女は俺のもの」という言動をとってしまうことがあるはず。なぜなら、これは男性の本能による欲求からきているものから。

男性は「彼女は俺のもの」という言動をみせる時、一体どんな心理なのでしょうか。

大勢の中で輪を乱したくないと考える女性とは反対に、男性は大勢の中で抜きん出たいという競争心を本能的に抱えています。他の人間と自分を比べがちで、他者よりも自分は優れた人間でありたいと、上下関係を作りたがるのも特徴です。

この闘争心・競争心は、男性が仕事をするうえでモチベーションになることが多いですが、恋愛にもその欲求が発揮されることがあります。それは男性は自分が好きな女性の一番になりたいと願うからです。

だからこそ「彼女は俺のものだ」と周りや彼女に周知することがあるのです。

男性は彼女が何事においても自分を一番に優先してくれることで愛情を図っているところがあります。そのため自分が後回しにされたような気分になると、途端に不機嫌になることもあります。男性が「彼女がかまってくれない…」と拗ねたような態度をとってしまうのは、この競争心の欲求が満たされないためでもあるでしょう。

彼女は俺のものと男性が言動や行動に出てしまう時の一番の欲求は、独占欲です。女性も嫉妬深く独占欲が強いと言われていますが、実は男性の独占欲もなかなかのもの。特に彼女は自分のものだという認識が強くなると、より顕著に独占欲を見せてくることがあります。

ただ、その行動は突き詰めていけば、子供のような心理でもあります。自分のお気に入りは誰にも触らせたくないし、自分だけで独り占めしたいのです。

彼女はものではないとわかっていますが、その気持ちは子供の独占欲と一緒。「彼女は俺のもの」と言ってしまう男性は、彼女への執着も人一倍強いのです。

男性の本能としてあらわれやすい欲求の一つが、征服欲です。特に男性らしい本能でもあるでしょう。誰よりも優位に立ちたいからこそ、誰にも渡したくないからこそ、相手を支配したいと考えてしまうのです。

この支配欲とも呼ばれる征服欲は、相手の行動に口を出すことから始まります。始めのうちはどこで誰と会うかを知っておく程度のことだったのが、次第にその相手とは飲んではいけないという指示に変わり、服装やメイク、髪型にまで男性の意見の通りにさせようとしてきます。

最終的には、彼女の行動に口出しするだけでなく、思想や言動までコントロールしてこようとすることも。征服欲が強い男性は、彼女は自分のものだから言う通りに動くのは当たり前だとも思っているので、この行動が止まることはありません。

男性なら征服欲は誰でも多少は持っているので、彼女が好きだからこそ支配したいと思う男性の気持ちを、あまり増幅させないよう注意しましょう。

「彼女は俺のもの」と豪語する男性の中には、彼女が本当に自分を好きなのだろうかと不安な気持ちになっているため、自分に言い聞かせている人もいます。

男性はプライドが高いと言われていますが、そのプライドが傷つけられることを恐れています。競争心や独占欲、征服欲を見せるのも、すべてはこの臆病な気持ちを隠すためでもあるでしょう。

人は何かを隠したいと思ったとき、見つからないようにあえて反対の態度や反対の事柄に興味を持たせようとします。「彼女は俺のもの」と強気な発言をかますのも、本心にある「他の男性のものになったらどうしよう…」といった不安を隠すためのものなのです。

そのため、「あなただけだよ」と男性の気持ちを満たして、なおかつ自尊心をくすぐる言葉をかけてあげると、彼も自信が持てるようになり彼女に対する接し方も変わってくるはずです。