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東京で出会うパリの美学、歴史ある美容ブランドの旗艦店へ。

  • 2021.4.22
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19世紀にパリで創業したふたつの老舗ビューティブランドにいま、東京で出会うことができる。本場のエスプリが感じられる美しい空間で、ショッピングを楽しんで。

ブランドの二面性を、美しく表現。

オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー|代官山

一見、2枚の写真を貼り合わせたように見える不思議な店内。仏産ウォールナット材を使った中世の薬局のような空間と、実験室のような無機質な空間。フランス人の職人を呼んで作られた装飾は、1803年創業、2017年に日本へ上陸した同店のエスプリを反映する。古くから美容に使われた自然由来のオイルなどを使った商品と、最先端の科学をもとに作られるスキンケア商品。古きものと新しきものを大切にするフランスの美学を感じ取りたい。

右のクラシックな商品棚は、ウォールナット材を使用、床にはイタリア製タイルを敷き詰めた。左の空間は、商品に使われるラベンダーなどの植物を標本のようにディスプレイ。

パウダーやクレイを並べたコーナー。どれも世界各地の信頼できる生産者から仕入れたもの。

購入した商品に、スタッフがカリグラフィでメッセージを入れてくれる大人気のサービス。ビュリーの世界観が表れる。

Officine Universelle Buly|オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー東京都渋谷区恵比寿西1-25-9tel:03-6712-7694営)11時~20時無休www.buly1803.com/jp

歴史あるメゾンが手がける、新しい香り。

ドルセー青山本店|表参道

1830年にドルセー伯爵が創業した老舗香水店が、2019年にリニューアル。昨年末、世界で3店舗目となる旗艦店が表参道に誕生した。パリのショップと同コンセプトの店内には、オリヴィア・ジャコベッティら有名調香師も参加の、モダンで軽やかにアップデートされた香水が並ぶ。ドルセー伯爵の友人をイメージした香り作りを継承し、現在は偉人の名言に着想を得て制作されている。フレッシュでアーティスティックな自分だけの香りを見つけて。

ダークグリーンにウォールナット材や真鍮、石壁などがアクセントになった店内。自然と都会の融合を感じる。

香水は4つのサイズで販売。10㎖ ¥6,600~。香りのイメージとなった名言とそれを語ったアーティストのイニシャルをラベルにプリント。

香水のほかにも、ルームフレグランス(90㎖ ¥13,200)やキャンドル(80g ¥4,950~)、オイルを垂らして使うビーズディフューザーなど、ギフト向けの商品も揃う。

シックなファサードは、パリの街角を思わせる。

D‘Orsay Aoyama Boutique|ドルセー青山本店東京都港区南青山3-18-7tel:03-6804-6017営)12時~20時不定休https://dorsay.jp

●新型コロナウイルス感染症の影響により、営業時間や定休日が変更となる場合があります。最新情報は各店舗へお問い合わせください。●マスク等を外して撮影している場合がありますが、通常、店舗のスタッフはマスクやフェイスシールドなどを着用のうえ、感染対策を行っています。

*「フィガロジャポン」2021年5月号より抜粋

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