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「青黄粉」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.5.8
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色の三原色である赤(マゼンタ)、青(シアン)、黄(イエロー)。信号機の色の組み合わせにも使われており、私たちにとっても身近な色となっています。

さて、この中から2つの漢字を使用した「青黄粉」という言葉があることは知っていますか? 実はこちら、“とある食材”の上等なものに表す言葉なのですが…。

みなさんは、正しい読み方を知っていますか?

「青黄粉」の読み方!

では早速、「青黄粉」の読み方を発表します。

「あおきこ」とそのまま読んでしまった方は不正解! すこ〜しだけひねれば、自ずと答えは見えてくるはずですよ。そう、ヒントは“食材”です。

正解は、「あおぎなこ」でした!

「青黄粉」の意味は?

「黄粉(きなこ)」を知っていた方には、簡単な問題だったかもしれませんね。でも、「青黄粉(あおぎなこ)」という言葉を聞いたことのある方は、意外に少ないのではないでしょうか?

ここで、正しい意味を理解しておきましょう。

薄緑色の上等なきなこ。青大豆を煎ってひいたもの。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.9

 

「黄粉」は「煎った大豆をひいたもの」ですが、「青黄粉」は「青大豆」をひいたものなんだそう。

「薄緑色なのに青?」と不思議に思われるかもしれませんが、実は、「青」には「草木の新芽や若菜の明るい薄緑色」という意味があります。そのため、「青黄粉」とつけられたようです!

まとめ

いかがでしたか?

「青黄粉」は「あおぎなこ」と読みます。

ちょっと頭を使ったら、なんだか甘いものが欲しくなってきましたね…。

せっかくなので、今日は「黄粉を使った和菓子」をいただいちゃいましょう! その際は、「青黄粉が使われているか」確認してみるのも面白いかもしれませんよ。


※2021年4月23日発令の一部地域を対象とした「緊急事態宣言」を受け、『TRILLニュース』記事制作チームでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、より一層の管理体制強化をしております。