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「論う」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.4.30
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「論争」や「言論」、「議論」や「口論」など、日常的に目にする機会の多い漢字である「論」。名詞として使うイメージがありますが、動詞としても使うことができます。

一般的なものに「論じる(ろんじる)」がありますが、ほかにも「論う」がありますよ。こちらは少し文字数が多くなります。

…さてここで問題!

みなさんは、「論う」の正しい読み方、知っていますか?

「論う」の読み方!

では早速、「論う」の読み方を発表します。

「ろんう」と読んだ方は不正解! 普段あまり使わない言葉なので、知らない方はちょっと想像がつかないかもしれませんね…。

正解は、「あげつらう」でした!

「論う」の意味は?

「論う(あげつらう)」と聞いても、ちょっと意味が分からない…という方もいらっしゃると思います。ここで、正確な意味を理解しておきましょう!

「是非・可否などについてあれこれ論じる」意の古風な表現。〔非難の気持を込めて枝葉末節な事柄を述べ立てる〕

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.18

 

「あげつらう」は古風な表現なんだそう。「論じる」と意味が似ていますが、ややマイナスの意味が加わっていることが分かります。

議論の際は意見を出し合うことが大切ですが、細かい点を「論う」ようにしてしまうと、生産性を欠いたものになってしまいそうですね…。

まとめ

いかがでしたか?

「論う」は「あげつらう」と読みます。

古風な表現とのことで、普段なかなか使う場面はないと思いますが、昔の文学作品を読んでいるときに、ふっと登場することがあるかもしれませんよ。

この機会に、ぜひ覚えていってくださいね!


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