「牢い」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

悪いことをしてしまったら、逮捕されて「牢屋（ろうや）」の中に入れられてしまいます。

ここで使用されている「牢」という漢字、他にどういう読み方や使い方があるかご存知ですか？「ろう」は音読みですが、実は訓読みもあるんですよ。

さてここで問題！

「牢」の訓読みに「牢い」があります。

みなさんは正しい読み方、知っていますか？

では、早速「牢い」の読み方を発表します。

「ろうい」ではありませんよ…！

ヒントは、この漢字を使った熟語が表す意味。「牢熟語」で検索したら、「あっ！」とピンと来るかもしれません。

…さて、もうお分かりでしょうか？

正解は「かたい」でした！

「牢」を使った熟語には「牢固」や「堅牢」、「牢記」といったものがあります。ここから、「牢い（かたい）」の読みを推測できた方もいらっしゃるのではないでしょうか？

ちなみに、「牢い」の意味は下記の通りです。

①ものの形状や状態がしっかりしていて、それを変化させることが難しいさまである。
②失敗する心配が少ない。確実である。信用のおけるさまである。
③かたくるしい。

北原保雄著／久保田淳ら編『日本国語大辞典』第5巻（第二版、小学館）p.136

いかがでしたか？

「牢い」は「かたい」と読みます。

文章を書くときに、「○○が牢い」だなんて書いたら、なんだか昔の小説のような雰囲気が出ちゃうかも！？周囲をきっと驚かせることができますよ！

ぜひ使ってみてくださいね。

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