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足指開きでほうれい線、二重あごの悩みを解決!? 口まわりを引き締める「木村流美顔メソッド」

  • 2021.4.18
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下あごまわりのたるみは胸の筋肉を鍛えて改善!

「腕立て伏せを行うときに使う筋肉は、胸の前面に位置する大胸筋です。大胸筋と口もと、とくに下唇に作用する表情筋は、首に位置する広頚筋(こうけいきん)を介して筋肉を包む筋膜によってつながり、互いに影響し合っています。そのため、大胸筋の力が弱く、腕立て伏せが苦手な人は、大胸筋に連動する表情筋の力も弱い傾向があり、下唇周辺〜フェイスラインがたるみがちに。その結果、二重あごやマリオネットラインを作りやすくなるのです」

腕立て伏せをするとき、腕の力に頼って体を支えている人は、大胸筋が弱いサイン。思い当たる人は、ぜひ、木村さん考案の「口もとのたるみ撃退ワーク」を試してみて!

このワークを行い大胸筋に力が入ると、同じ筋膜グループ内の筋肉にも連動してスイッチが入り、口もとの筋肉を活性化。下あごのまわりのたるみを予防&改善しやすくなります。

足の指を開いて、上あごのまわりを引き締める!

「ほうれい線を作る鼻のわき、つまり上あご部分の表情筋と関係のあるインナーマッスルは、両足裏の土踏まずを起点に、内ももを通り、骨盤を通過。さらに内臓を包み込んで横隔膜を突き抜け、のどまわり、下あごの中を通って、上あごにたどりつきます。これらの筋肉は、筋膜によって連続的につながる筋膜グループで、僕は“Aライン“と呼んでいます。つまり、ほうれい線を消すには、Aラインの筋膜を活性化させることが有効で、そのスタートである足裏の土踏まずを刺激するには、まず足の指を開き、足の内側に力を入れることがポイントなんです」

そうして、Aラインの筋膜のスイッチをオンにし、のどや上あごに酸素を送るように大きく呼吸をすると、自然と顔が引き上がり、ほうれい線が目立たなくなるのです。

「ほうれい線が気になり始めたら、高価な化粧品に頼る前に、まずは“ほうれい線撃退ワーク“をトライしてみてください!」

●ほうれい線撃退ワーク
(1)脚を肩幅に開いて立つ。かかとから爪先までをめいっぱい伸ばし、足の甲の皮膚を遠くに差し出すイメージでつま先を反らしながら、足の指の間を広げる。
(2)そのまま足の指を床に戻して足裏のアーチを作り、土踏まずを引き上げるように意識。
(3)胸を肩より前に出し、のどや上あごに酸素を送るように、ゆっくり深い呼吸をくり返し行う。
このワークを行うと下半身が安定するため、ほうれい線が薄くなると共に、キレイな姿勢をキープできる効果もあります。

今回ご紹介した2つのワークで口まわりをすっきり整え、若々しい印象の美顔を手に入れましょう!

取材・文/野口美奈子

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