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産後、心の支えになってくれた!妊娠中にやっておいてよかった3つのこと

  • 2021.4.12
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初めての出産を前に、病院でもネットでもさまざまな情報が入ってきました。わかりやすいToDoリスト的なものも多く、物資や環境面での準備に不安はあまり感じませんでした。むしろ心配になったのはメンタル面です。自分の時間はなくなるらしい……精神的に不安定になるらしい……ナーバスになる情報も多く、不安になりました。ここではこの不安を減らすべく、私がおこなった準備を紹介します。

※コロナ禍前の体験談です。

趣味に没頭! 美術館巡り

妊娠中に休暇を利用して、趣味の美術館巡りをしました。流産、早産のリスクを減らし、良い状態で妊娠を維持するためにも、出産時の体力をつけるためにも、助産師さんから散歩をすすめられていたので、一石二鳥です。人生最後の夏休みだ!とばかりに行動圏のあちこちにある美術館へ行きました。

それは自分のためだけの幸福感と充実感に満ちた最高の時間でした。出産後は大変なことが多くありましたが、あのとき自分のために思いっきり遊んだのだから、今はこの子のために頑張ろう!と心の支えになっています。

情報収集は本を利用

不安な子育てを乗り切るために「育児に関するメンターとなるものを探そう」と決めました。そこで体系立てて知りたいと思い、ネットだけではなく本を読むことにしたのです。特に、井桁容子 著『保育でつむぐ子どもと親のいい関係』(小学館)に出合えたことが幸運でした。

この本には、子どもの気持ちを代弁し、親の不安を汲み取るようなエピソードが収められています。読むと子どもと接することへの楽しみが膨らみ、また越えることになるであろうハードルを疑似体験することもでき、未知に対する不安が軽くなりました。今でも余裕がなくなったときには助けられています。

抑えるところは抑えて!周りを味方に

外出は半日、スマホも時間を決めて使いました。産休中は社会人になってから初めてといっていいくらい自由な時間。けれど自分のことだけ考えて遊んでいると、家族が心配をしてあれこれ言ってきます。これが結構なストレスになり、これから協力して育児をしていきたいのに、ひずみになりかねません。

自分を守るため、協力してもらうためにも、節度ある遊び方を心がけました。妊娠中から信頼関係を維持しておいたことで、育児中のトラブルも乗り越えられたと思っています。

出産後は想像以上に体力が落ちました。まとめて眠れないことで判断力も落ち、気持ちの余裕もなくなりました。そんななかで、楽しい思い出を作っておいたこと、心の支えを見つけておいたこと、周りとの信頼関係を維持しておいたことは、本当によかったと感じています。

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部施設では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。美術館等へおでかけの際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように!

監修/助産師REIKO


著者:小原水月

1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。

ベビーカレンダー編集部

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