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実は通年使いたい!鼻うがい用グッズを比べてみました【ラクラク簡単☆美容道 にらさわあきこの美人習慣】

  • 2021.4.9
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キレイになりたい皆さま、こんにちは。美活を強化しているにらさわあきこです。

新生活の始まる春はウキウキしたい気持ちもあるけれど、アレルギーがあると、辛く苦しいばかりの時期ですよね。

私は花粉症ではないながらも、ひどいアレルギー持ちなのですが、今年は特に辛いです。

そこで、長年の課題「鼻うがい」に挑戦したのですが、グッズもいくつか試したのでレビューします

痛いのは浸透圧のため

そもそも鼻うがいって、「いい」と言われているけれど、「痛そう」。

私は物心ついたころからの鼻炎持ちなので、体調を崩すとすぐに副鼻腔炎になったりして、鼻うがいには、実は何度も挑戦してきました。が、そのたびに失敗…。痛みに耐えられないのです。

しかし、なぜ鼻うがいは痛いのでしょうか?

理由の一つは、浸透圧。

顔を水につけるたびにいちいち、水が鼻に入ってきては体は困ってしまいます。そこで、異物が侵入すると痛みを感じるようにできているのですね。しかし、体を循環している体液と同じ塩分濃度であれば、痛みを感じることがない。だから、鼻うがいをスムーズには、「体液に近い塩水を作るといい」と言われているのです。

が、塩分を毎回正確に測るのって難しいのですよ。

私は、何度も失敗し、「痛いじゃん」と諦めてきたのです。

しかし、今やグッズが発達。「体液に近い」液体を簡単に作れて、なおかつ、鼻に通しやすい形状になっている専用のグッズがたくさん売られているのです。ご紹介していきましょう。

ニールメッドは初心者でも使いやすい

まずは、アメリカで一番売れているというニールメッドの「 target="_blank" rel="noopener">サイナス・リンス」。

こちらは、3年くらい前に通っている耳鼻科の先生に試供品をもらって試しました。

それまでは、「鼻うがい=無理」と思い込んでいたのですが、当時は鼻がつまる余り、藁にもすがる気持ちで挑戦したのです。するととても簡単にできて、痛みを感じることがなく、「なんと快適なのか」と感動。季節終わりまで続けられました。

フタを無くしたので今回は使っていません。

使い方はシンプルで、人の体温に近い36度のお湯を専用のボトルに注ぎ、包装された粒状の「生理食塩水の素」を入れます。キャップを締めて軽く振り、片方のノズルを鼻に当ててから、ボトルを軽く握るだけ。こうすると、鼻の奥まで自然に液が届いて、反対側の鼻から出てくるようになっているのです。

形状が秀逸であるおかげか、とても簡単に鼻うがいができ、初心者にオススメです。中の「生理食塩水の素」だけでも売っているので、気に入ったらあとは素だけ買えばいいので、コスパ的にもオススメです。

ハナノアは種類があるので注意!

続いては、とっても有名な小林製薬の「 target="_blank" rel="noopener">ハナノア」。

こちらは有名で、全国どこででも手に入れやすい商品だと思うのですが、有名すぎるのが落とし穴で、私はタイプが2つあることにきづかずに、「口から出す」タイプを買ってしまいました。

…そう、ハナノアには、「鼻から入れて鼻から出す」タイプと「鼻から入れて口から出す」タイプの2種類があるのです。

小林製薬の「ハナノア」

そして、私は、「口から出す」タイプを買ってしまい、それに気づかずに「別の鼻」から出そうとしたので、そのせいなのか、失敗しました。

しかし、その後、鼻詰まりが酷くなったので、他の人が使えているのか気になってネットで調べたところ、自分のものが「口」タイプと理解。口から出す方向で再挑戦したのです。

が、実は口から出すのも、私にはちょっと難しく感じられ、使うことができませんでした。

とはいえ、「鼻から出すタイプ」はもう少しスムーズのようなので、挑戦する価値があるかもしれません。また、「洗浄液」が最初から液状になっているので、めんどくさがりの人には使いやすいのかもしれません。なお、液状になっている分、コスパ的にも少しお高めな印象です。

温度調整もできるハナクリーンS

続いては、東京鼻科学研究所の「 target="_blank" rel="noopener">ハナクリーンS」。

東京鼻科学研究所の「ハナクリーンS」

こちらは、ニールメッドと同じく、粒状の「生理食塩水の素」を水に溶かして使うタイプで、更に温度管理ができる仕様です。

鼻うがいが痛い理由の一番が、「浸透圧」というのは先に書いた通りなのですが、さらに液体と体温との「温度差」もあるのです。そこで、使う液体を体温に近づけると、よりやりやすいと言われています。

けれど、温度を測るのも大変です。

体温に近い40度弱は、沸騰させた場合に作りづらいですし、給湯機で設定したとしても「除菌的に大丈夫かな」と不安になってしまいます。

しかし、ハナクリーンSには、温度メモリーがついているので、水を入れたら、沸騰消毒させたお湯を入れて、簡単に40度弱にできるのです。

「温度なんて、そこまで大事じゃないだろう」と思っていた私なのですが、適正温度にしてみたら、ラク! 「なんとこんなに快適なのか」と驚いたくらいです。

メモリーまで水を入れておいて、次のメモリーでお湯を入れると40度程度になる。簡単!

ノズルを鼻に入れると自然に逆から水が出てくる

また、鼻に入れるノズルも肌に優しい素材でできているので、その面でも苦手意識を薄め、挑戦しやすいと感じました。

値段については、先の2つより高くて2500円ほどしますが、何度も使う場合には、コスパは良くなっていくので、使いやすさで選ぶなら、こちらはかなりオススメだと思いました。

ヨガで人気の簡易グッズ

最後は、ヨガの先生からもらった「鼻うがい機」をご紹介。

こちらは本当にシンプルな形で、「鼻に水を注ぐ」という目的が追求された形状です。

鼻うがいに慣れている人や、抵抗のない人には、こういうシンプルなものが、洗いやすくて良いのかもしれません。

シンプルな形の「鼻うがい機」

ちなみに、本当にシンプルでいいのなら、グッズを買う必要すらもなく、蜂蜜が入っているようなボトルを良く洗って使うのも一考でしょう。

その際のポイントは、体液に近い食塩水を作ること。

そして体液に近い塩分濃度とは0.9%なので、「約180mlのコップを使う場合、ティースプーン2分の1杯くらいの食塩を入れて、ぬるま湯で溶かせばOKだ」と言われています。ただし、慣れてないと正確に作れず「痛み」を感じてしまうかもしれません。

いずれにしても、鼻うがいは、慣れてしまえば、少々温度や濃度が違っても、できるようになっていきます。しかし、それだけに、最初に簡単な道具を見つけるのが大事だと思いました。

なお、肝心の効果については、鼻うがいをした後は、鼻がスッとして翌日の朝の辛さが減った気がします。気になった方は好ましいグッズでぜひ試してみてください。

(にらさわ あきこ)

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