F・フォンタナの写真に捧げた、スポーツマックスの「デニムカルチャー」。

スポーツマックスのカプセルコレクション「デニムカルチャー」は、音楽、ファッション、アートの世界で活躍するさまざまなアーティストとのコラボレーションをベースにした、ジーンズウエアがテーマのプロジェクト。シーズンごとに、スポーツマックスと各分野の第一人者がアイデアを共有・交換し、生み出されるカプセルコレクションだ。その第5弾となる2021年春夏コレクションでは、イタリア・モデナ生まれの才気あふれる写真家、フランコ・フォンタナとの対話が実現。4月5日からこのカプセルコレクションが各店舗で発売される。

スカートにもフランコ・フォンタナの作品がプリントされている。デニムのビュスチエ￥37,400、スカート￥99,000/ともにスポーツマックス（マックスマーラ ジャパン）

1933年生まれのフォンタナは、色彩の魔術師とも呼ばれ、カラー写真の先駆者として知られている。1960年代以降、色、空間、造形を描き出す巧みな表現力と、研究された光のアプローチで世界的に高い評価を受けている。もっとも有名な「Landscapes」シリーズは70年代に発表され、彼のキャリアを決定づけた作品。アメリカの都市景観の探究をライフワークとしたフォンタナは、都市の風景を通して、形而上学的な言葉で語られる人間の存在を表現したと評されている。

トップには、フレーム風の仕上げ処理で作品をあしらい、ゆったりとしたパンツにはフォンタナの写真が総模様プリントで表現されている。まさに着るアート作品。デニムトップ￥37,400、パンツ￥99,000/ともにスポーツマックス（マックスマーラ ジャパン）

今回の春夏カプセルコレクションのラインナップは、そんなフォンタナの表現にインスピレーションを受けて生まれたもの。フランコ・フォンタナが撮影した8つの作品を「身に着けられる」写真に変換し、巧みな配置でプリントしたデニムウエアやTシャツとして再現。これはまるでアート作品を身に着けるような贅沢な体験。これらのアイテムを着用することで、アート作品を着るという喜びを味わえるだけでなく、フォンタナの魂が込められた「アートポルテ」の動くインスタレーションになれるのだ。「創造性とは描き、説明するものではなく、生命と人生を解釈するものなのです」とフォンタナは語る。

静謐さを漂わせる美しい風景写真。Tシャツ￥34,100（参考色。日本では白で展開）/スポーツマックス（マックスマーラ ジャパン）

●問い合わせ先：マックスマーラ ジャパンtel : 0120-030-535（フリーダイヤル）https://jp.maxmara.com