今回ご紹介する漢字は「稚海藻」。
海藻の仲間か、藻の仲間か……。
見慣れた漢字で構成されていますが、区切り方にも少し戸惑ってしまいますよね。
一体なんと読むのでしょうか?
「稚海藻」の読み方!
では、早速「稚海藻」の読み方を発表します。
「ちかいそう」と読んだ方は、実は不正解!
「幼稚園」でお馴染み「稚」という漢字もあり、柔らかそうな「海藻」が思い浮かびませんか?
正解は、「わかめ」でした!
「稚海藻」の意味は?
「稚海藻(わかめ)」を語る際、切り離せない存在といえば「昆布(こんぶ)」。両者について、辞典で調べてみましょう!
まずは「稚海藻」から!
コンブ科の海藻(かいそう)。近海の海底に生え、食用となる。
出典:山田俊雄・石綿敏雄編、角川最新国語辞典、角川書店(1993年12月10日29版)p.1146
続いて「昆布」は……。
褐藻(かっそう)類の海藻。褐色で帯状をしている。食用、ヨード製造用。こぶ。
出典:山田俊雄・石綿敏雄編、角川最新国語辞典、角川書店(1993年12月10日29版)p.376
同じコンブ科の仲間でも、茶色くてしっかりとした円熟味溢れる雰囲気の昆布に対して、薄くて柔らかなイメージがある稚海藻を表現する「稚」や「海藻」という漢字は正に打ってつけと言えるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
「稚海藻」は「わかめ」と読みます。
ぜひ、この機会に「稚海藻」の読み方と意味を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!
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