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「胡獱」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.4.24
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今回ご紹介する漢字は「胡獱」。

「胡(えびす)」や「胡瓜(きゅうり)」でお馴染み「胡」という漢字と、「濱(はま)」に似た「獱」という見慣れない漢字の構成ですが……。

一体なんと読むのでしょうか?

「胡獱」の読み方!

では、早速「胡獱」の読み方を発表します。

「えびすはま」と読んだ方は、不正解!

実は生き物の名前なのです。

ヒントはショーの主役をこなすこともある水族館の人気者。

正解は、「とど」でした!

「胡獱」と、ことわざ

アシカやイルカとともに水族館のショーで活躍することもある胡獱(とど)を見ていると、「とどのつまり」ということわざが思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?

ただし、「とどのつまり」の「とど」は胡獱と無関係なんです。

「とどのつまり」を辞典で調べてみましょう!

⦅「とど」はボラの最終成長期の名⦆あげくのはて。けっきょく。

出典:山田俊雄・石綿敏雄編、角川最新国語辞典、角川書店(1993年12月10日29版)p.751

アシカ科の胡獱ではなく、魚のとどから生まれたことわざが「とどのつまり」だったのです。

まとめ

いかがでしたか?

「胡獱」は「とど」と読みます。そして、ことわざ「とどのつまり」の「とど」とは無関係です。

ぜひ、この機会に「胡獱」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!