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「自鳴琴」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.4.18
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今回ご紹介する漢字は「自鳴琴」。

「鳴る」、そして「琴」という漢字から、何かの楽器のように思えますが……。

一体なんと読むのでしょうか?

「自鳴琴」の読み方!

では、早速「自鳴琴」の読み方を発表します。

「じなりごと」と読んだ方は、実は不正解…!

楽器は楽器でも、ジュエリーボックスに使用されるような、小さくて身近な楽器なのです。

正解は、「オルゴール」でした!

「自鳴琴」の由来

さて、自鳴琴はオルゴールの他に「じめいきん」と読むこともあります。

自動で鳴り響く自鳴琴は、オランダ人から伝わってきました。

しかし、オルゴールという言葉はオランダ語ではありません。オランダ語にオルゴールという言葉はなく、オルガンを意味する「オルゲル」が語源なんだそう。

⦅オランダorgel⦆ぜんまいじかけで、決まった曲をくり返しかなでる装置(そうち)。自鳴琴(じめいきん)。

出典:山田俊雄・石綿敏雄編、角川最新国語辞典、角川書店(1993年12月10日29版)p.144

 

つまり、「自鳴琴=オルゴール」は日本独自の表現! 和製蘭語だったのです。

外来語と勘違いしそうですが、実は日本以外の国では通じないのです。

まとめ

いかがでしたか?

「自鳴琴」は「オルゴール」と読みます。

ぜひ、この機会に「自鳴琴」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!