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ドイツ生まれのサステナブルな野菜〈Infarm〉が日本上陸!レストランにファームを持てる次世代モデルに注目。

  • 2021.4.7
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Hanako本誌連載「ハナコラボ JOURNAL」をお届け。ハナコラボのメンバーは、「新しくてたのしいこと」に敏感です。最新スポットの体験レポートやメンバーのインスタピックアップなど、毎日の活動をご紹介しています。1195号では、ドイツからやってきた〈Infarm〉は、お店の中で野菜の栽培ができるシステム。文字通り採れたての野菜は栄養いっぱいです。

エコフレンドリーな野菜選びの次世代モデル。

ドイツで生まれた〈Infarm〉が今年、アジア初で日本にローンチした。「これまでLEDで水耕栽培をするシステムはたくさんありましたが、運送による環境負荷、廃棄ロスなどの問題も挙がっていました。店の中にファームを持てる〈Infarm〉は、究極の地産地消としてサステナブルな仕組みなんですよ」と代表の平石郁生さん。今回は〈Infarm〉で収穫された野菜を使って、ハナコラボの羽村萌さんと江森瞳さんがお茶の時間を楽しむことに。

花束のようだからギフトにも。
ミントを適量摘み取ってカップに入れ、お湯を注ぐだけでお茶の出来上がり。
カプレーゼにバジル、フルーツポンチにミント、キャロットラペにはイタリアンパセリを。
香りに癒される!

買ってきた野菜は根がついたままの状態で、青々とボリューミー。水につけておけば、数日間はキッチンで元気に保てる。サラダ、フルーツポンチ、お茶などにちょっと足せば簡単に華やぐし、料理にはパクチーやバジルをどっさり使えて心強い。ゆくゆくは、ヨーロッパと同じようにレストランにも導入したいと考えているそう。

ファーミングユニットはクラウドを介して遠隔的に管理。野菜・ハーブの種類や環境によって水の量や明るさを調整している。
買ってきたら、水を2cm入れたグラスで新鮮さをキープ。写真は、そのままサラダになるサラダブースター2種。

「葉が肉厚で香りも豊か。パクチーたっぷりの鍋を作りたい!」(江森さん)。「無農薬だから洗わなくても安心安全に食べられそう」(羽村さん)

体験したハナコラボメンバー

(左)羽村 萌(はむら・めぐみ)/会社員。アメリカ留学時代には市場で買ったバジルでガパオライスをよく作っていたそう。

(右)江森 瞳(えもり・ひとみ)/セラピスト。バジルでジェノベーゼを作ったり、パクチーで鍋や餃子を作ったり。

〈Infarm(インファーム)〉

2018年にドイツで誕生して以来、フランス、アメリカなど9カ国の都市部で展開してきた。日本では現在、〈紀ノ国屋インターナショナル〉(青山店)でミント、イタリアンパセリ、パクチー、イタリアンバジル各238円などのハーブを、〈Daily Table KINOKUNIYA 西荻窪駅店〉で3種のサラダブースター各350円を販売中。

(Hanako1195号掲載/photo:Wataru Kitao text:Kahoko Nishimura)

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