【思考をキレイにする旅の仕方（260）】変化を記憶に刻み、今を楽しむ

「帝国ホテル」は日本を代表するホテルであり、
昭和を象徴するホテルであることに間違いありません。

先日、愛知県の明治村に連れて行っていただき、
移築されたフランク・ロイド・ライト建築の旧帝国ホテルに感動しました。
現在、放送中の大河ドラマ（NHK）のモデル「渋沢栄一」は初代会長、
ニュース上ではサービスアパートメント事業が話題になるなど、
いま私の周囲では「帝国ホテル」が話題になっています。

そんな折、これまた先日、「帝国ホテル」が建て替えになるニュースを拝見したこともあり、
このところ疲れ気味のパートナーを誘い、滞在することにしました。

現在のホテルは高橋貞太郎氏の設計。
きらびやかな中に凛とした空気を感じる内装、贅沢な空間の使い方、
部屋の照明やソファの形や生地、家具などに昭和を感じさせるデザインが散りばめられています。
空気感を存分に味わいながら、コーヒーやお酒、ルームサービスを楽しんでいました。

何ごとも「永遠」は存在しません。
だからこそ変化を記憶に刻み、今を楽しんでおきたいと心がけています。＜text：イシコ http://sekaisanpo.jp/ top image：picture cells / Shutterstock.com＞