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【専門家監修 葬儀マナー2】お香典の金額の相場と香典袋<不祝儀袋>の書き方・入れ方、お札の向きは?

  • 2021.4.3
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葬儀は大切な人をお見送りするセレモニー。訃報は突然やってくるものです。大事なシーンで慌てなくてすむよう、作法や基礎知識についてはあらかじめ知っておきたいもの。香典の準備から服装、振る舞い方に関することまで、葬儀にまつわるあらゆる疑問を1つ1つ解消!きちんとしたマナーを知っておくと、いざというときでも困らず安心ですよ。

お香典の額はどんな立場で葬儀に参列するかによって変わります。また、不祝儀袋へのお金の入れ方や向きにもルールがあります。相手に失礼にならないように、お香典の額の相場や、お金の入れ方に関する作法をチェックしておきましょう。

立場による金額の相場

お香典でいくら包むかは、葬儀に参列する立場によって変化します。金額が上下する目安は相手との関係性であり、お付き合いの深さや血縁関係が濃いほど金額が上がります。また、自分の年齢によっても香典の相場の額は変わります。

お香典の額で注意したいのは、4や9の数字が付く金額です。4は「死」を、9は「苦」を連想させるため、縁起が悪いとされているため、避けましょう。

会社、友人、友人の親、祖父祖母、親、兄弟・姉妹、叔父叔母、いとこ、近所と、立場ごとにお香典の相場をまとめましたので参考にしてみてください。

 

20代

30代

40~50代

会社関係者

3000~5000円

3000~1万円

5000~1万円

友人

5000円

5000~1万円

5000~1万円

友人の親

3000~5000円

3000~1万円

3000~1万円

祖父母

1万円

1万〜3万円

3万〜5万円

3万~10万円

5万~10万円

10万円~

兄弟・姉妹

3万~5万円

5万円

5万円~

叔父・叔母

1万円

1万~2万円

1万~3万円

いとこ・その他親戚

3000~1万円

3000~2万円

3000~3万円

近所

3000〜5000円

3000〜1万円

3000〜1万円

お金の入れ方

お香典袋にお金を入れるときも、注意したいことがあります。香典に使うお金はお札を用意しますが、新札を使用するのは避けます。「急な知らせを受けて準備した」という意味を込め、ここではあえて使い古されたお札を包みます。もし手元に新札しかなかったら、半分に折って折り目を付けて使えば問題ありません。

昔ながらのやり方を気にする方は、お札は裏向きで顔がある方を底に

弔事では、お札を裏向きにしたり、肖像がある方を底にするという方も多いですが、特に決まりはありません。裏にしても、表にしても差し支えありません。

金額の書き方は

お香典袋には中に入れた金額を書き入れますが、その書き方にはルールがあります。くわしくは「【専門家監修 葬儀マナー1】お香典袋<不祝儀袋>の書き方・選び方」をチェックしてくださいね。

1939年に石材店として創業以来、葬儀、墓石、 仏壇、手元供養など、仏事に関する安心のサービスを提供。従業員の多くが、お墓ディレクター、葬祭ディレクター、仏事コーディネーターなどの資格を持つ。キャッチコピーは、遠くの親戚より近くの”大野屋さん”。

[All Photos by shutterstock.com]

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