1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 時短家事コーディネーターが教える!洗濯干しの時間を短縮する「3つのルール」

時短家事コーディネーターが教える!洗濯干しの時間を短縮する「3つのルール」

  • 2021.3.30
  • 23633 views

こんにちは。時短家事コーディネーターのゆみなかです。毎日同じやり方で続けている家事ですが、「もうちょっと効率的にできないかな?」と意識することで改善点に気づいたりしますよね。そこで今回、わが家の洗濯干し時間を短縮できた3つのルールをご紹介したいと思います。ぜひ、参考の1つとしてくださいね。

《ルール1》段取りを考える

まずはじめに見直したのが、干す前の段取りです。

20年以上前の主婦になりたてだった頃。当時の干し方はといえば、洗濯機からすべて取り出しカゴに入れて、その中から一つ一つ手に取ったものをハンガーや洗濯ピンチに干すという方法でした。

でもこれって、とても非効率的。

そこでまず、「使う道具」を基準にして洗濯物を分けるようにしました。

・ハンガー(滑り止め付きと、なしのもの)

・ズボン(パンツ)用のハンガー

・洗濯ピンチ

・タオルハンガー用

・洗濯干しネットなど

そのあとに服の向きを合わせたり、裏返しになっているものは戻しておく、靴下はセットにして重ねておく、タオルは用途別に重ねるなどを行っていきます。

「どういう状態になっていればハンガーや洗濯ピンチに掛けやすいかな?」と考えながら準備をすると、動きを中断することなく、素早い流れ作業のようにスムーズに行うことができます。

カテゴリー別で扱う順番、並べ方、重ね方、置く配置なども工夫をしていくと洗濯物を収納する際の時間短縮にも繋がっていくため、ぜひ色々と試してみてください。

《ルール2》手間の原因となる道具を選ばない

二番目に見直したものが、洗濯物を干す際に使用していた道具類です。

便利だと思っているものが、じつは意外と手間と時間が増える原因になっているかもしれません。

2つの例を挙げると、ハンガーと洗濯ピンチ。

ハンガー

便利なハンガーは、100円ショップでもたくさんの種類を購入することができますよね。パーカー専用、滑り止め付き、ワイヤータイプ、木製のもの、子ども用、大人用、スーツ用、バスタオル用…そして無料でもらえるクリーニング屋さんのハンガーや、頂きもののかわいいハンガー。

便利だと思ってさまざまな種類のハンガーを活用していましたが、時短の面で考えるとかえってマイナスになっていたことに気づきました。

なぜなら、いくつもの種類の中からどのハンガーを使うのかという「選んで、取る」必要が出てくるからです。

家族との家事シェアの際にも、どのハンガーを使ったらいいのか尋ねないとわからない状態に。

形も異なるため持ち運びしにくく、収納もしにくい。お互いが絡まりやすくなるので、解くための時間も取られます。

そこでわが家にあった何種類ものハンガーは、洗濯干しの使用にはおもに次の4種類に厳選。

・ワイヤーハンガー

・滑り止めつきハンガー

・クリップ式(2個止め)ハンガー

・挟むタイプのハンガー

滑り止め付きハンガーはずり落ち防止になるので、男性用の大きいサイズやセーターなどにも使えます。

またどちらもワイヤータイプなので、服のサイズが小さくても両端をゆるく折り曲げて使うことも可能。

基本的には、ハンガーに掛けているワイシャツやTシャツ、パーカーなどの上の服は取り外さないでそのまま収納しています。

洗濯ピンチ

洗濯ピンチというのは、1コ1コ、チマチマと挟む作業ですよね。そして乾いた後は、また1つずつ取り外さなければいけません。

エイヤっと一気に引っ張って外せるタイプの洗濯ピンチもありますが、これは取り外しの手間をラクにしてくれます。

わが家では、洗濯ピンチの代わりとなる道具として勝間和代さんの書籍で紹介されていた「洗濯干しネット」を使用することにしました。

暑い時期は、靴下やハンカチなどもバラバラッと広げて置くだけ。寒い時期は乾きやすい生地や洗濯ネットのみ使用してますが、それでもかなりの手間を軽減してくれています。

ほかには、今まで洗濯ピンチで挟んでいたトランクスやスパッツ類などは、滑り止めハンガーに掛けることに。

靴下はセットにして小さなクリップで留め、片方のみピンチで挟む方法にしました。(ある日思いついたこのクリップの活用は、靴下の迷子防止とセットしたまま収納もできるのでとくにおススメです)

これらのおかげで、ピンチを使用する数はグンと減少。

とは言っても、いくつかのピンチは必要なので、折りたたみ式の大きなタイプから無印良品のハンガータイプ(2本)を購入し活用しています。

このハンガータイプはコンパクトなため移動の際の持ち運びもラクなのです。

《ルール3》作業する場所の近くに、使用する道具を収納する

最後に見直したものは、収納場所とその方法です。

わが家ではリビングのエアコン前にホスクリーン(川口技研)という室内用物干しを設置し、その下に置いているテレビ台を干すときの作業台として活用しています。

そして室内干し作業の際に必要となるハンガーや洗濯ピンチなどの道具類を、もともと洗面所に置いていた所からテレビ台の中と横へと移動させました。

これによって「作業するたびに道具を持ち運びする」という手間と時間の節約になっています。

賃貸に住んでいたときは、天井に穴を開けられないので強力タイプの突っ張り棒を室内の物干しとして使用。

そして、テレビ台の中に収納していたホームビデオなども他の場所へと移動させました。

「効率的におこなえる作業スペース」と、「最適な収納場所の確保」。これも時短に必要なポイントになります。

いかがだったでしょうか。とくに朝の忙しい時間帯や、夜クタクタになってからの洗濯干しはできる限り簡単に、そして最短時短で行いたいですよね。そのための方法として、道具を変えてみたり、段取りを変更したり、収納場所を移動してみたり。

今回ご紹介したなかで「これ使えそう」と思ったものがあれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。

元記事で読む
の記事をもっとみる