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ライターYの京都通信 チャリで回って見つけた素敵なモノVol.6〈青蓮院門跡と将軍塚青龍殿〉

  • 2021.3.30
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いまや世界的な観光地であり、女子の永遠の憧れ、京都。この街にお引越し(予定)のライターYが、ストリートから神社仏閣まで、初心者目線で見つけた気になるモノやスポット、イケてる人たちなどなど、フリースタイルでご紹介します。連載第6回目は、京都らしい風情を静寂の中堪能できる「青蓮院門跡」へ。前回は〈城南宮〉。

私ごとですが、ライター業の傍ら通訳案内士なる仕事もやっています。主に海外からの旅行者やビジネスで来日した方々の通訳アテンドなので、現在は悲しいことに休業状態なのですが、東京にいた頃はよくゲストを日本庭園にご案内したもの。といってもあちらでは数が限られていたのですが、その点京都はさすが、見事なお庭がわんさか。なかでも私が普段からよく訪れ、その度にお庭で心洗われているのが、皇室ともゆかりの深い「青蓮院門跡」。最澄が比叡山延暦寺を開くにあたり作った僧侶の住坊の一つが起源で、その後1150年に現在のような寺院となったといわれる天台宗のお寺です。

中央に池を配した池泉回遊式庭園。室町時代の絵師で作庭家でもあった相阿弥の作とされています。

季節ごとに違った趣に。こちらは真夏。きりっと力強い印象。

秋の始まりには宮城野萩が咲き、どことなく優しげな表情。この花は西行法師から譲り受けたと伝わるのだとか。

京都のお庭は意外と外部の音が聞こえるロケーションであることも多いのですが、ここは本当に静か。東側には江戸初期の有名な作庭家、小堀遠州作とされる「霧島の庭」も。

襖絵などのディテールが美しい。意外なグッドデザインもたくさんあるのです。

グラフィカルな蓮の花の襖絵は、地元のアーティスト・木村英輝氏によるもの。映える!

杉戸には日本画家、黒田正夕が描いた孔雀。昭和の頃の作品。

昨春、コロナでお寺を閉めた際に大掃除をして大量に見つかったという素焼きの湯のみ。1個200円、3個で500円…!千鳥柄の箱もかわいいので、ぜひお土産に。

私ももちろん購入。メイドインKYOTOのデッドストック♡

お寺の中をぐるっと歩いて回るだけでも清々しい気持ちに。

イラストがかわいいおみくじも。堂内に鎮座しているおみくじの創始者、元三大師の像を見つめながら引きます。

帰り道、門を出るとすぐ目の前にあるカフェ『YAMANAKA CAFE』で一休みするのもおすすめ。明治時代に創業した古美術商・山中商会の京都支部として使われていた建物の一部がカフェになっています。

カフェオレ550円(税込)をいただきました。お店の方もとても素敵で落ち着ける〜。しばらくは不定休で営業するとのこと。

東山の頂上には“飛び地境内”(敷地が離れた分院) である将軍塚青龍殿が。京都市内を見渡せる穴場の絶景スポットなうえに、この時期は桜が満開、と聞けば訪れない選択肢はありません!

青蓮院門跡からはタクシーで10分ほど。四条河原町や三条京阪を経由する循環バスと、三条京阪からのピストンバス(共に土日祝、3月29日〜4月2日は平日も)が運行しています。地下鉄・バス一日券(900円、税込)も使用可能。

木造の建物は1915年に大正天皇の即位を記念して北野天満宮に建立された「大日本武徳会京都支部武徳殿」。解体·移築をへて2014年にこの地へ。国宝「青不動」が祀られています。

この開放感!延べ面積1046㎡、京都の市街地はもちろん、大阪のビル群まで見渡せます。

地名の由来はこの「将軍塚」。桓武天皇が平安遷都にあたり築かせたものと伝えられ、世の中に異変があるときには、塚が鳴動するという言い伝えが。

将軍塚の横にも展望台。

ピンクの濃淡を描く桜と絶景の合わせ技。

京都タワーもきれいに見えました。着物ガールは二十歳のお祝いの写真を撮りに来ていた模様。

晴れなら帰り道はハイキングもおすすめ。「京都一周トレイル東山コース」をのんびり下って、30分ほどで知恩院の裏手あたりに下山します。山桜もきれい。

京都らしい風情を静寂の中堪能できる青蓮院門跡は、祇園からも歩けるし、知恩院や円山公園もすぐそば。桜満開の将軍塚青龍殿とあわせて参拝してみてください。

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