ギフトこそこだわりを持って選びたい！私のパリお気に入りアドレス4選【夢見るパリ】

 

私の周りでお誕生日が多い３月。

大好きな人のことを考えながらプレゼントを選ぶのは毎回ワクワクします。

 

 

こちらのお店は1677年から続くリール発祥の老舗「Méert メール」。

パリのマレ地区にある店内には可愛い紅茶の缶やお菓子が整列し、クラシックなパッケージにもときめきます。

 

 

お店のオーナーは私のカリグラフィーのお客様でもあり、初めてお会いした時「僕のお店はフランスで最も古い菓子店で、マリー・アントワレットやナポレオンもメールのお菓子を食べたんだよ」と教えてくれました。

スペシャリテはワッフルで、バニラ、スペキュロス、プラリネ、ラムレーズン、マロン味など季節によってメニューが変わります。初めて食べた時は衝撃的な美味しさでいくつも食べてしまったほど。
どの商品を選んでも喜んでもらえます。

 

 

〈店舗情報〉
Méert
Adresse : 16 rue Elzevir, 75003 Paris
定休日 : 月曜

 

 

数年前に花束を配達しているお兄さんのブーケがとっても素敵だったのでどこのお花屋さんですか? と聞いたことがありました。

 

 

お店の名前は「Arôm」。
最近偶然このお店を見つけて、豊富な花の種類とたくさんの額縁、シャンデリアに釘付けになりました。

ブーケを作ってもらう人たちで行列になっていましたが、他の場所に行く予定を変更して私も衝動的にブーケをお願いしました。

 

 

私が一番好きな花、カラーを入れてもらった白とピンクベースのブーケ。ハリのあるシルクドレスを思わせる質感と美しいフォルムはエレガントそのものでウットリ。

他の方が頼んでいるブーケがどれも素敵で、これからブーケのプレゼントをするのが楽しみ！

 

 

〈店舗情報〉
Arôm
73 Avenue Perdu Rollin 75012 Paris

 

 

パリの15区の中庭にひっそりとある隠れ家的なアトリエ兼ブティック。ここはプレゼントの達人のイタリア人の友達から教えてもらったとっておきのお店です。

 

 

ユニークな手作りの吹きガラス製品や石膏のオブジェ、蝋燭が所狭しと並べられています。手作りのものはどうしてこんなに魅力的なんでしょう。

友達に教えたら、みんなここのお店の虜になっています。

 

〈店舗情報〉
La soufflerie
26 rue Lecourbe, 75015 Paris

 

 

パリの高級ホテル「ル・ムーリス」のパティシエ、セドリック・グロレのお店です。
レストランに行かずともオンラインで注文して自宅まで配達もしてくれます。

 

 

このフルーツ型のケーキはどうやって作られているのでしょう。信じられないほど繊細で芸術の域です。
大切な宝石のように、ひとつひとつが大理石模様の箱に入っています。

ドキドキしながら表面を割ると果肉たっぷりのソースが流れ出す、驚きのケーキ。誰にプレゼントしても喜んでもらえます。

 

 

〈店舗情報〉
Cédric Grolet
6 rue Castiglione, 75001 Paris
定休日 月曜

 

 

text：竹内 仁海

パリ在住8年目。
イタリア人の夫とパリ4区にあるカリグラフィー専門店 “メロディ グラフィック”を経営する傍らカリグラファーとして活躍。結婚式やパーティ、パリコレの招待状や宛名書き、メッセージの代筆、ロゴ制作、フランス映画・コマーシャルの演出アイテムとしてカリグラフィーを担当。
パリから“暮らしの美学”をお届けします。

Instagram：@melodiesgraphiques