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《ルイ・ヴィトン》春の光と、スタイルの開放

  • 2021.3.29
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今季《ルイ・ヴィトン》が見つめるのは、ジェンダーの壁のない世界に広がる可能性。既成概念を取り払った心は、大きな窓を開け放つ瞬間のように開放的。そんな高揚感を悟ったのか、春がやさしい光を連れてきて、洋服をますます素敵に照らした。

 

シンプルさの裏に秘めた、構築的な曲線美

《ルイ・ヴィトン》春の光と、スタイルの開放
出典 FUDGE.jp

ベルトをきゅっと締めることで完成するやわらかい曲線美が、自信をくれた朝。ふんわりとした空気まで一緒にまとうような感覚。ぽってりしたハイヒールパンプスを履いて、愛らしさとエレガンスの境界線上を歩く。

ドレス※ベルト付き¥640000、パンプス¥142000/ともにLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

 

奥行きのある強さを身につける

《ルイ・ヴィトン》春の光と、スタイルの開放
出典 FUDGE.jp

コントラストの強いストライプ、華やかなスパンコール、ボーリューミーなジャケット、どれも意志の強さを感じさせる主張的なアイテムたち。物怖じせずに組み合わせれば、コーディネートは想像の一歩先へ。世界が静かに広がった。

シューズ[参考色]¥118000、トップス、ジャケット、パンツ※ベルト付き[以上すべて参考商品]/以上すべてLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

 

アンバランスでいて、端正な美しさ

《ルイ・ヴィトン》春の光と、スタイルの開放
出典 FUDGE.jp

肩の落ちたシルエットは大胆でいて、佇まいは凛として繊細。そのジャケットが持つのは、そんな中性的な存在感。例えるなら、穏やかに見えてまだ風が冷たい春の空気。裏腹なエッセンスを内包しながら、その美しさで魅了する。

コート¥565000、ドレス¥625000/ともにLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

 

肩肘張らずに仕掛ける“新鮮さ”

《ルイ・ヴィトン》春の光と、スタイルの開放
出典 FUDGE.jp

新鮮なバランスで切り替えられたジャケットと、股上の深いパンツのコンビネーション。見慣れた洋服のフォルムにとらわれない新しい感覚を、リラクシンな着こなしにそっと溶け込ませる。穏やかに攻める、清々しさ。

ジャケット¥700000、パンツ[参考商品]、サンダル[参考商品]¥103000/以上すべてLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

 

ボリュームバランスの妙を愉しむ

《ルイ・ヴィトン》春の光と、スタイルの開放
出典 FUDGE.jp

直線的な柄を組み合わせた、ストイックな印象のドレス。日差しを味方につける艶やかな素材感で惹きつけながら、ふわりと包み込むようなジャケットとブーツで表情を和らげて。洗練と愛嬌が同居するスタイル。

ジャケット¥625000、ドレス¥433000、ブーツ¥127000/以上すべてLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

 

色彩と凹凸が織りなすバイタリティ

《ルイ・ヴィトン》春の光と、スタイルの開放
出典 FUDGE.jp

凹凸のある素材感や混ざり合う色彩が、窓から差す穏やかな光に照らされていっそう活気づいていく。肩のラインにあしらわれたボタンがアクセサリーのように控えめな華やかさを添えてくれるから、横姿まで印象的。

トップス、パンツ[ともに参考商品]、ピアス¥48000/以上すべてLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

 

 

誇り高きメゾンの歴史にオマージュを捧げる 「SINCE 1854」コレクション

《ルイ・ヴィトン》春の光と、スタイルの開放
出典 FUDGE.jp

メゾンの永遠の象徴であるモノグラムに、ブランドの創業年である1854というスペシャルな数字を組み込んだ「SINCE 1854」コレクションがラインナップ。「1854」の“8” を、モノグラム・キャンバスのヘリテージの一部でもある花びらのように表現。過去への敬意を《ルイ・ヴィトン》らしいエスプリに変えて、メゾンの精神を詰め込んだコレクション。

キャップ¥90000、サンダル¥97000、バッグ[W14×H17×D5cm]¥158000/以上すべてLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

 

 

〈銀座並木通り店〉オープンを記念した スペシャルなアイテムにフォーカス

《ルイ・ヴィトン》の国内初の路面店として1981年に誕生した〈ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店〉が、40周年を迎えた2021年3月20日に新たにオープン。同店でしか手に入らない限定品や先行アイテムは見逃せない。ここで紹介するアイテムの他、ネックレス、Tシャツ、ドレス(ネックレス、ドレスは国内では同店限定販売、Tシャツは国内で先行販売)が登場。

 

1.バッグ

キャンバス素材とレザーの知的なコンビネーション。

《ルイ・ヴィトン》春の光と、スタイルの開放
出典 FUDGE.jp

バッグ「カプシーヌ BB」[W27×H18×D9cm]※銀座並木通り店限定発売¥510000

 

2.サンダル

涼しげな素材感。足首をマークするベルトがエレガントに演出。

《ルイ・ヴィトン》春の光と、スタイルの開放
出典 FUDGE.jp

サンダル[H7.5cm]※銀座並木通り店先行発売¥118000

 

3.財布

留め金具にLV イニシャルを配したシンプルでいて存在感のあるデザイン。

《ルイ・ヴィトン》春の光と、スタイルの開放
出典 FUDGE.jp

 

4.時計

マザー・オブ・パールとサファイヤが輝くジュエリーのような時計。ケースの裏面には、“NAMIKI LIMITED”の刻印が。

《ルイ・ヴィトン》春の光と、スタイルの開放
出典 FUDGE.jp

 

〈ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店〉

〈ルイ・ヴィトン〉の店舗を多く手掛けてきた青木淳氏とピーター・マリノ氏による建築デザインは、ストアそのものがアートのような幻想的な佇まい。並木通りを行き交う人々を魅了する。メゾン 大阪御堂筋につづき、最上階には世界第2号店となる〈LE CAFÉ V (ル・カフェ・ヴィー)〉も同時オープン。ラグジュアリーなショッピングとカフェタイムを楽しんで。

《ルイ・ヴィトン》春の光と、スタイルの開放
出典 FUDGE.jp

adress:東京都中央区銀座7-6-1
tel:0120-20-4106
open:11:00~20:00(不定休)

 

photograph_Serizawa Shinji(model),Suganuma Shotaro(銀座並木店アイテム)
styling_Takaue Mina
hair&make-up_Ohgimoto Naoyuki
model_Sara
edit_Shibata Moe 〈KIP Inc.〉
Design_Yamamoto Katsura

 

FUDGE vol.213 2021年4月号より

 

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