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頑張りすぎているあなたへ。「ヒーリングラウンジ」で何もしないひと時を

  • 2021.3.25

誰も彼も、最近頑張りすぎてはいないだろうか。もちろん踏ん張らなければいけない時もあるけれど、どこかで休まなければ心も体も疲弊してしまう。とはいえ、情報と物であふれている社会で生きていると、力の抜きどころがわからなくなったりするものだ。そんな現代人のために3月16日(火)にオープンしたのが、“何もしない贅沢”を提供する「リトレア ヒーリングラウンジ」。「読む」「書く」「なにもしない」の3つの過ごし方を軸に、他ならぬ自分のために時間を使うことができる空間となっている。

閑静な路地裏に佇む木造二階建ての日本家屋

「リトレア ヒーリングラウンジ」があるのは、鶯谷駅から徒歩5分の裏路地。街のランドマークにもなっているホテル「ランダバウト」や、老舗銭湯をラウンジに再生した「快哉湯」など、話題スポットが多い注目エリアだ。だが今だに大通りから1本中に入るだけで、下町情緒が漂い、都会の喧騒から離れることができる。
そんな最高の立地に加え、店舗には木造二階建ての日本家屋を採用。1階には掘りごたつ付きの和室、2階には大きめの洋室と小さな茶室を備えるなど、自然と肩の力が抜けるような空間作りとなっている。

「読む」「書く」「なにもしない」を軸に、気ままな過ごし方を

利用の仕方は極めてシンプルで、受付でドリンクと側に置きたい香りを選び、あとは好きな座席で過ごすだけ。このラウンジが面している道路はほとんど人も車も通らないため、読書にもうってつけだ。自分で持ち込むのはもちろん、店内にも厳選した小説、エッセイ、絵本、漫画といった幅広いジャンルの本が用意されている。全て書店などによるコメント付きで並んでいるため、好みの一冊を見つけやすいのも嬉しい。

いろいろな思考を書くことで整理する、という人は多いはず。ということで、「書く」ために最適な座席と、思わず何か書きたくなる素敵なペンとノートも備えられている。リラックスするだけでなく、しっかりと腰を据えてアイデアを練りたい時などに利用するのもいいかもしれない。

また瞑想専門アプリ”muon”とのコラボレーションしたプログラムの用意も。6畳一間の部屋を占有利用して、音声ガイダンスによる瞑想ができるのだ。動きや呼吸に注意を向けることで“今この瞬間にいること”を体感する「座位の瞑想:マインドフルネス」と、くつろいだまま体を深いリラックスの状態に導く「寝位の瞑想:スリープ&リカバリー」のふたつのコンテンツが週替わりで提供される。

ドリンクは、レボン快哉湯で自家焙煎したコーヒーや、ハーブティー、緑茶など、ほっと一息つけるラインナップ。入店時にワンドリンクがついており、2杯目以降は300円で提供される。フードはレボン快哉湯自家製の農園直送フルーツを贅沢に使用したマフィンやドライフルーツなど。穏やかな時間のお供として、ぜひ一緒に楽しみたい。

もちろん、”何もしない“というのも選択肢のひとつ。ぼんやりと庭を眺めるもよし、砂時計の砂が落ちるのを見つめるもよし。喋ったり、物音を立てたり、静寂を破る以外は自由。途中外出だって可能だ。”やらなくてはいけないこと”に追われがちな現代人にとって、”retreat(避難)”と”area(場所)”に由来する「リトレア」という店名の通り、ここはまさにシェルターのよう。

頑張ることも大切だけど、たまにはひと息ついたっていいはず。休み方すら忘れてしまった人も、ここに来れば強制的に安らぎに包まれることができる。”余白の時間“という最高に無駄で、最高に贅沢なひと時を過ごせば、心と体にエネルギーを補給できるだろう。時には「リトレア ヒーリングラウンジ」で自分自身を振り返り、労ってみよう。

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