1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. お神札ってどうすればいいの?正しい神棚の祀り方を学ぼう。(前編)/MARIKOの、神社 de デトックス!

お神札ってどうすればいいの?正しい神棚の祀り方を学ぼう。(前編)/MARIKOの、神社 de デトックス!

  • 2021.3.24
  • 1707 views

初詣や厄祓いでお神札(ふだ)をいただくことも多いと思いますが、どうお祀りすればいいのか迷ったことはありませんか?正しい祀り方がわからなかったり、住宅事情によっては神棚のためのスペースがない!ということも。そんな今回は日常にぴったり寄り添う〈神棚の里〉の「モダン神棚」と共に、今こそ知りたい神棚についてご紹介していきます。

神棚のルールは?

そもそもお神札(ふだ)は、神前でお祓いされ神様の分霊が宿っているもの。お神札をお祀りする神棚はいわば神様のおうちでもあるので、きちんと場所を設けたいものですよね。現在のような神棚が広まったのは江戸時代の頃。当時の人々にとって憧れだった伊勢神宮のお神札(神宮大麻)を家庭にお祀りするようになったことが始まりなのだとか。

「かみさまのおみや」19,800円、「かみさまの台L」17,600円、「榊立て」各6,050円、「皿」各6,600円、「榊造花 ミニ(一対)」440円、「水玉」8,800円、「瓶子」各8,250円/すべて静岡木工(0548-32-4138)

神棚を設置する上で大切なのが方角と場所。まず、神棚は“南向きか東向き”で、“目線より高くて家の中でも清らかで明るい場所”に設けます。ドアの上など、人の出入りが多いところは避けるのがベスト。もし一階に設置して、二階の人の行き来が気になる場合には天井にと書いた紙を貼っても。

神棚は壁など目線より高いところに取り付けるのが一般的ですが、難しい場合は棚などの上を綺麗にしてお祀りすれば大丈夫。最近は置き型のモダン神棚も豊富なんです。〈神棚の里〉の「かみさまのおみや」、「かみさまの台」は置き型でありながらお神札を一段高いところにお祀りできます。ぽってりとした丸みのあるフォルムも可愛らしい!

お神札の祀り方は、二通り!

ガラスと木目が調和したスタイリッシュなデザインも。「Fudamori」11,000円、「神具セット小」1,320円、「榊造花 ミニ(一対)」440円/すべて静岡木工(0548-32-4138)

準備が整ったらお神札をお祀りしましょう。扉がひとつの「一社造」の場合には、一番手前から伊勢神宮のお神札である「神宮大麻」、次に「氏神神社」、最後に個人的に信仰する「崇敬神社」の順にお神札を重ねます。伊勢神宮のご祭神である天照大御神は日本人の総氏神様でもあり、広く私たちを守ってくださいます。神宮大麻はどの神社でも授与していただけますよ。

※左右のお神札はサンプルです。

扉が三つの「三社造」の場合には中央に「神宮大麻」、向かって右に「氏神神社」、左に「崇敬神社」のお神札を並べましょう。お神札はいただく際に薄紙に包まれていますが、これは授与されるまでに清浄を保つためのもの。おうちでお祀りする際には外しましょう。

お参りの仕方やお神札を替えるタイミングは?

神棚にお参りする際は、神社と同じように「二拝二拍手一拝」で行います。例えば朝出かける前など、自分のタイミングで行いましょう。お神札は一年経ったら新しいものを。神様の瑞々しいご利益がいただけます。古いお神札は神社に納めてお焚き上げしてもらいましょう。

今回は神棚の祀り方についてご紹介しました。ルールはあれど、何より大切なのは気持ち。神棚を用意するのはハードルが高くても、まずはお神札を綺麗に祀ってみるなど小さいことから始めるので十分です。〈神棚の里〉にはシンプルなお神札立てなど始めやすいアイテムが揃っていますよ。次回は神棚のお供えについてご紹介していきます~!

〈神棚の里〉公式YouTubeでは、神棚はもちろん神社についての様々な知識が紹介されていますよ!

『神棚の里チャンネル』

元記事で読む
の記事をもっとみる