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「横柄」=「よこがら」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

  • 2021.3.22
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読めたらすごい難読漢字を4つご紹介します。「横柄」って、なんと読むかわかりますか?「よこがら」ではないですよ。ヒントは、人に不快な思いをさせる態度のこと。いくつ読めるかチェックしてみて♡

横柄=おうへい

「横柄」は「おうへい」と読みます。「威張って無礼な様子・人を見下したような態度をとること」を意味する言葉で、「あの人の横柄な態度が不快な気持ちにさせる」このような使い方をします。秩序を無視して欲望のままに振る舞うことを意味する「横行権柄(おうこうけんぺい)」という言葉を省略したのが、「横柄」の由来であるという説もあります。「よこがら」や「おうがら」と読み間違えやすいので、注意してくださいね。

縮緬=ちりめん

「縮緬」は「ちりめん」と読みます。表面に細かいデコボコの「しぼ」がある絹の織物のことで、見た目が焼きあがったクレープと似ていることから、別名「クレープ織り」とも言われています。身近な食べ物の「ちりめんじゃこ」も、小魚を広げて干した様子が「縮緬」の布と見た目が似ていることから、同じ漢字を用いて「縮緬雑魚」と表記します。

不束者=ふつつかもの

「不束者」は「ふつつかもの」と読みます。「気のきかない人・行き届かない人・未熟な人」というへりくだりの意味をもち、「不束者ですがよろしくお願いいたします」というような使い方が多くされている言葉です。「太くて丈夫な人・太った体型の人」を指す「太束(ふとつか)」が語源とされていて、むさ苦しい・荒っぽい人のことを「太束」を真似て言い換えた「不束者」と表現し、現在の意味となったそうです。

含羞む=はにかむ

「含羞む」は「はにかむ」と読みます。「うつむいて恥ずかしそうにする様子」を表す言葉で、「気になる彼と目が合って思わず含羞んだ」このような使い方をします。「はにかむ」は本来「歯が不揃いに生えている様子」を指す言葉でしたが、「歯をむき出しにする」に意味が転じ、現在の恥ずかしそうな表情を指す言葉となったそうです。「はにかむ」には正式な漢字はなく、「含羞む」や「恥かむ」は当て字とされています。

難読漢字いくつ読めた?

4つの難読漢字を紹介しましたが、いくつ読めましたか?普段よく耳にする言葉も、漢字表記されると読むのが難しくなりますよね。いい機会なので、ぜひ覚えておいてくださいね。

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