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メンタリストDaiGoの原点となった究極の思考法とは?

  • 2021.3.21
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「集中力」や「勉強法」など様々なジャンルで数多くの書籍や動画を発表しているメンタリストDaiGoさん。彼が「昔からもっとも重要視している」という思考法とは――。

2021年3月16日、『悩む力―天才にすら勝てる考え方「クリティカル・シンキング」』(きずな出版)が発売された。本書は、発売前に大重版が決まる話題の本だ。

メンタリストDaiGoさんが重視するのは「悩む力」、すなわち「クリティカル・シンキング」だ。これは、すべての物事や情報をうのみにせず、「本当にそれでいいのだろうか? 他にはないのだろうか?」と自問自答する(=悩む)行為と、その考え方のことを指す。

この思考法で、自分の「思い込み」に気づくことができる。そもそも人間は思い込みに弱い生き物なので、まずはそれを自覚することが重要だとDaiGoさんは説く。

ではここで、「思い込み」に関するクイズを紹介しよう。

【問題1】
「清掃人が高い建物の窓を拭いていたところ、20 メートルのハシゴから足をすべらせてしまい、コンクリートの歩道に叩きつけられました。しかし、奇跡的に彼はケガひとつ負っていませんでした。なぜでしょうか?」

【問題2】
「古代に生まれたもので、いまも使われており、壁の向こう側を透かして見ることができる発明品とはなんでしょうか?」

【問題3】
「ある手品師が言います。『このピンポン玉を投げると、ちょっと進んでから自動的にもどってくるんです。もちろん、壁に当てて反動を利用するわけでもなく、坂を転がすわけでもありませんし、なにか糸がつながっているわけでもありません』。手品師はどのようにピンポン玉をもどすのでしょうか?」

これらの問題は、心理学の実験で「思い込みのレベル」を判断するために使われる。どれも無意識の「思い込み」をかき立てる設計で知性の高さと正答率にはほとんど関係がないという。

ちなみに、答えは次の通り。正解を導くことができただろうか。

問題1→「ハシゴの1段目から落ちた」
問題2→「窓」
問題3→「ピンポン玉を上にほうり投げる」

答えを聞くと、「なあんだ」と拍子抜けするが、1は20段というはしごの高さに、2は「古代」「発明」という条件に、3は出題者が「手品師」であることに惑わされ、「思い込み」から答えに行き詰ってしまった人が多いのではないだろうか。

クリティカル・シンキングを身につけると、「思考力や判断力が磨かれ、鍛えられる」「仕事や勉強面だけでなく、家族や友人関係も好転する」「キャリアの成功に役立つ」「ものごとを決めるのがうまくなる」「未来を予測しやすくなる」「コミュニケーションがうまくなる」「嫌な気分を軽くしてくれる」 などのメリットがある。そして、「ダマされにくくなる」のが最大の特長だ。

本書の目次は以下の通り。

第1章 凡人が天才に勝つ唯一の思考法
第2章 クリティカル・シンキングで得られる8つのメリット
第3章 「ソクラテス問答法」をマスターしよう
第4章 正しく考える力を養う5つのトレーニング
第5章 "悪いヤツら"にダマされないための8つのクリティカル・シンキング
第6章 頭ひとつ抜けた説得力が手に入る「欠陥論理」の8パターン
第7章 他人を操作できる9つのクリティカル・シンキング

クリティカル・シンキングを身につければ、物事の見方がガラっと変わる。先の見えない時代、ああでもない、こうでもないと「悩む力」が人を強くする。世の中に氾濫する情報に惑わされ、ダマされないために、読んでおきたい一冊。

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