異国情緒あふれる雰囲気のモスクは、パリでのお気に入りスポット【夢見るパリ】

 

快晴の日に来たくなる場所が、パリの5区にある“Grande Mosquée de Paris”です。

 

 

青い空にひときわ映える白の建物のモスク、イスラム圏の美しい幾何学模様は、スペイン・グラナダの世界遺産のアルハンブラ宮殿を彷彿とさせます。10年前に見たアルハンブラ宮殿は初めて見る強烈な美しさで忘れられない場所になりました。

こちらのモスクを発見した時も、パリとはかけ離れている建物や装飾で驚きました。

 

こちらはパリ植物園からすぐそばにあり、私はいつも広い植物園や動物園を一周してからモスクに立ち寄るお散歩コースです。

 

モスクの中は噴水があるお庭やお祈りする場所があり、アラブのカリグラフィーも見つけることができます。

 

隣接するカフェテラスでは美味しいミントティーやモロッコのお菓子を注文できます。程よい甘さのミントティー、小さなお菓子は午後のおやつに最適。

 

異国情緒あふれる雰囲気はパリから離れて違う国に来たような感覚になり、時間が経つのを忘れてしまう程のんびりできます。

現在レストランは閉まっていますが、お料理をお持ち帰りできます。きめ細かなクスクスや、じっくり煮込んである仔羊とナスのタジン鍋は絶品ですよ。

 

 

 

text：竹内 仁海

パリ在住8年目。
イタリア人の夫とパリ4区にあるカリグラフィー専門店 “メロディ グラフィック”を経営する傍らカリグラファーとして活躍。結婚式やパーティ、パリコレの招待状や宛名書き、メッセージの代筆、ロゴ制作、フランス映画・コマーシャルの演出アイテムとしてカリグラフィーを担当。
パリから“暮らしの美学”をお届けします。

Instagram：@melodiesgraphiques