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『おやすみ、ロジャー』よりスゴイ? 北欧発「子どもが絶対にねむる絵本」

  • 2021.3.19

「たった10分で寝かしつけられる」と大ヒットしたデンマークの絵本『おやすみ、ロジャー』(飛鳥新社)。 あの手この手でわが子を寝かしつけようと苦労している全世界のパパ、ママから絶大な支持を得た。そんな世界的ベストセラーを超える大ヒットとなったのが、『よるくまシュッカ』だ。デンマークで発売されて話題になり、ついに日本でも翻訳版が百万年書房から発売された。

本書を読み聞かせした人からは、喜びの声が上がっている。生後8か月の息子を持つパパは、「この本を静かで優しい声で読み聞かせると後半にはウトウトしてくれる」という。さらに息子の寝かしつけだけではなく、言葉や呼吸に身を任せていると、読み聞かせている自分自身も心が安らぎ落ち着いた気持ちになれるそうだ。

また、3歳の娘を持つママによると、娘が「シュッカをよむと、ねむくなっちゃうんだあ」と絵本を持ってきたり、枕をシュッカのふかふかのおなかに見立てたりして楽しんでいるという。

「にこにこしながらぎゅっと目をつむり、そのまま眠ってしまう姿を見ていると、もしかしたら夢で会っているのかなと思わずにはいられません」

さらに、ヨガの権威や睡眠学の識者からも推薦のコメントが続々と集まっている。

ケン・ハラクマさん(インターナショナルヨガセンター代表)

忙しい現代人にピッタリの作品です。寝る前に、まず息を吸ってから『よるクマシュッカ』の「ふゎーあ」を試すことで、心の癒しを感じることができます。大人からお子さままで、たくさんの方に触れて欲しい作品だと思います。

神山潤さん(日本睡眠学会理事)

お子さまの名前を呼ぶリフレインと、キーワードの「ぴったりくっつく」は安心をもたらします。もうひとつのキーワード「いいにおい」は、心の脳とも呼ばれる大脳辺縁系への入口です。寝る前のルーティンとしてお勧めです。

また、『よるくまシュッカ ミニ(こどもせんよう)』(百万年書房)も同日発売。ページが少なく、自分で読みたい!という気持ちにさせる。字が読めるようになってきたお子さんに、おすすめだ。

読み聞かせている大人まで、心穏やかにリラックスができる絵本。「何をやっても寝てくれない」とお悩みの方は、だまされたと思って、試してみてはいかが?

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